皆さんは洋服に毎月どれくらいのお金をかけますか?
ファッションが好き服が好きという方や、アパレル関係の仕事をしている方だと仕事柄、服に対する出費が多くなったりもするでしょうか。
逆にあまり服は買わない方、「何か月も服を買ってないよ」なんて方もいらっしゃることでしょう。
今回は服にお金をかけるべきなのか、というテーマでお話をさせて頂きます。
新しいライフスタイルとファッション・サービスの変化とは?新型コロナウイルスの影響で新しい生活様式がはじまり、これまでの私達の文化や規範は崩れ去りました。私達の身の回りに関して、たくさん[…]
◇◆お金のかかる服
私もそうですが、服好きの方は毎月結構な額の服を買っていたりしますよね。
私は特に古着が好きなので常に一点もの、一期一会の出会いと別れを繰り返しています。
でもどうしても出会ってしまうと衝動が抑えられません。
この気持ちがわかる方も多いのではないでしょうか。
社会人の方ですとお仕事をされていて、金銭的にも余裕のある方は服にお金を使うことも出来るでしょう。
それが趣味だというのであれば、特に止める必要もないかと思います。
ですが、学生の方は結構きつかったりしますよね。
大学生ともなると一人暮らしをしている方も多いでしょう。生活費に交際費、学費を払っている方もいるでしょうか。
中々自由に服を買うことも出来ませんよね。
また、スペースの問題で服を置く場所が無いなんて問題も出て来るでしょうか。
お金も無くなる、生活スペースも無くなる、良いことが無いように感じますね。
◇◆服にお金をかけた方が良いのか
前述した内容を考えると、学生の方に限らず社会人であっても、あまり服にお金をかけすぎるのは良くないように感じます。
私も毎月結構な額を使うので、収納スペースが無くなりつつあります。
そうなると、更にお金をかけない方が良いのではと思ってしまいますね。
私の話ばかりしてしまいましたが、服にお金をかけた方が良いのかどうかと聞かれれば、個人的にはあまりかける必要はないのかなと思っています。
服を多く持っている方にワードローブを確認してもらいたいのですが、同じような服が多くないですか?
私のワードローブは正直に言って同じような見た目の物が多いです。
もちろん自分には違いが分かる、細かいディテールの違いや素材の違い、着心地の違いがあります。
でも周りの人が見たら分からないですよね。
「内側が柄になっていて…」、「肩の落ち方が…」、「素材感の違いが…」、、ファッションが好きな方や詳しい方が見れば分かるディテールの違いは当然あるでしょう。
しかしそのほとんどは自己満足でしかありません。
【家にいる時間と外にいた時間】 今、家にいる時間が長くなってきましたね。そして、相対的に外にいる時間も減ってしまいました。 それに伴って、着[…]
◇◆ファストファッションの魅力
ここまでのお話はご理解いただけたでしょうか。
前述したように、私個人としては出来ることなら服にお金をかけたくはありません。
しかし、トレンド、流行の流行り廃りというものもあります。
男性にはあまりそういった物を感じませんが、女性は季節によって流行色が違ったり、流行の素材が違ったりと流行り廃りが多くあり、また流れも速いです。
「去年の服は流行遅れで着られない」なんてことも多いのではないでしょうか。
そう考えると、特に女性の方は服を買わなければならないことも多いのかなと思います。
そんな方には「ファストファッション」をおススメします。
元々服が好きなあなたも、今から服に興味を持ちたいあなたも「プチプラコーデ」は聞いたことがある言葉かと思います。
今ファッション雑誌やネットニュース、エンタメ系のニュースでもよく出て来る言葉ではないでしょうか。
ファストファッションというのは、最新の流行を取り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態のことを指します。
身近で分かり易い例を挙げると「ユニクロ」、「GU」、「しまむら」、「ZARA」、「GAP」、「無印良品」etc.…。
この辺りがファストファッションとして有名でしょうか。
これらのブランドを使ったコーデ術、いわゆる「プチプラコーデ」もSNSで検索すると山のように出て来ます。
男性のファッションでは流行り廃りというのはあまり感じませんが、女性のファッションは流行りの波が早いです。
出来るだけ早く乗りたいです。
その為には、いちいち高いお金を払うことは出来ません。
年齢と共に、価格の安い服を着ると何故かチープに見えたり若作りしているように見えてしまいます。若い頃のように3桁で買えるような激安服を着てしまうと、肌と洋服の質感が合わなさすぎてただの痛[…]
\最新トレンドファッションをプチプラでGETするなら!【ANAP】/
■買いすぎには注意
しかし、いくらファストファッション、値段の安い服とはいえど買いすぎは良くないです。
結局買いすぎてしまえばそれだけ出費がかさみます。
「流行を意識しながらそこまで意識しないといけないのか」と思ってしまいますが、それもおしゃれへの道です。避けては通れない道ですね。
インターネットサイトを見たり、店舗に行ったりして新しい服を選ぶのもファッションの楽しみのひとつ。しかし、誰しも一度は服選びに失敗したという経験があるのではないでしょうか。好きな[…]
◇◆お金をかけるべき場所
先ほど「あまりお金をかけたくない」「プチプラコーデを組もう」という話をしましたが、「全身ファストファッションはちょっと…」という方も多いでしょう。
私も全身揃えてしまうのはあまり良くないかなと思います。
当然、高見えするものやファストファッションの中でも値段の張るものもあるでしょう。
しかしいくらそういった物があるからといっても、やはり全身コーデは抵抗を感じます。
ではどこの部分にお金をかければ良いのか、お金をかけても損をしないであろうそんなポイントいくつか紹介させて頂きます。
①靴にお金をかける
1つ目は靴です。
最近だとダッドスニーカー等の厚底系のスニーカーが流行していたり、少し前の話になるとハイテクシューズが流行した時期もありました。
スニーカー系は流行り廃りがあるので正直高いものはおススメしません。
その時の流行で色々なブランドが出してくるので自分の手の届く範囲の高すぎないものを購入しましょう。
ではなぜ靴を挙げたのか、それは「革靴」です。
男性でも女性でも「ドクターマーチン 」を履いている方は多いですね。
出典:https://rakuten.co.jp
個人的にとてもおススメしているブランドでもあります。
流行に捕らわれずおしゃれで、何より足になじんでくるので歩きやすいのが魅力ですね。
また、スニーカー系は高いものをおススメしないと話ましたが、流行り廃りのないアディダスのスタンスミスやナイキのエアフォースワンはベーシックアイテムとして一足持っていても損はないかもしれません。
出典:https://rakuten.co.jp
いずれにせよ「王道」を選ぶというのがテーマになります。
「王道」以外にお金をかけるのはやめておきましょう。
男性が日常的に使う靴には革靴やブーツ、スニーカーなどいくつか種類があり、それぞれ特性が違います。ですが、洋服のコーディネートにばかり意識が向いてしまい、つい何となく選んでいませんか?[…]
ブーツは基本のシューズの選択肢の一つです。しかし意外と、どんなブーツを選んでいいか分からないなんて声も。 服も気を使いながらも、足元のオシャレも今っぽくいたい[…]
②鞄にお金をかける
2つ目は鞄です。
バッグ、リュック、サコッシュ、巾着等様々な鞄類がありますが、ショルダーバッグとリュックタイプの物の2つもあれば十分でしょう。
他は安いものを使えば良いと思います。
ショルダーバッグ、リュックは流行り廃りがあまりないので、あまりにも奇抜なデザインでなければ自分の好きなもので長く使えそうなものを、お金をかけて買いましょう。
また、サコッシュや巾着は一時的なブームです。
長く持っていると浮いてしまう可能性もあるので、あまり良いものは探す必要はないでしょう。
同じ理由でクラッチバッグもハイブランドが高級感のあるものを販売していますが、「今更感」が拭えませんので、高いものを購入することはおススメ出来ません。
華々しく咲き誇る2021年のファッショントレンド。それに負けず劣らず多彩なラインナップで私たちの目を釘付けにするのが、新作のバッグたち。 生活様式がガラリと変[…]
③アクセサリーにお金をかける
3つ目はアクセサリー類です。
これについては一時的な流行の流れもありますが、普遍的なものの方が多いでしょう。
やはり奇抜過ぎないもので、自分が気に入ったデザインの物を長く使うことを想定して買うと良いかと思います。
指輪でもネックレスでもブレスレットでもピアスでも全て同じです。
長く使えるデザインを選んでください。
奇抜なデザイン、一時的な流行には安いもので対応していきましょう。
④時計にお金をかける
時計もある程度値段のするものでも持っていて損はないかと思います。
特に男性にはおススメです。
少し前に女性の間で「チープカシオ」が流行りましたね。
あれはあれで良い流行だったと思います。低コストで流行りに乗れるのは良いことです。
しかし、男性がチープカシオを「流行だから」と身に着けていた場合、若い方なら許されるかもしれませんが、大人の男性は許されません。
ファッションとはそういうものです。
大人の男性にとって時計はステータスともなり得ます。
あまり安過ぎる物、チープな物を身に着けていると「この人はお金が無いのかな」と思われてしまうかもしれません。
当然ファッションの系統によっても変わるので一概ではありませんが、この記事を読んでいるあなたが大人の男性ならば、ある程度値段のする時計を持っていても損はないでしょう。
ビジネスマンで最も大切なものが“信頼感”!取引先、お客様、社内の上司など、いろいろな立場の人から常に評価されますよね。 そんなビジネスマンが相手に好印象を持っ[…]
◇◆系統を絞ったアイテムにお金をかける
自分の好きな系統というものがあるかと思います。
ストリート系が好きな方、モード系が好きな方、キレイ目が好きな方、可愛い系が好きな方、かっこいい系が好きな方etc.…。
色々な系統がありますが、自分の好きな系統であれば、流行り廃りを気にせず身に着けていたいアイテム、着ていきたいアイテムというものがあるかと思います。
そういう物にはお金をかけても長年使う可能性が高いので良いかと思います。
ただし、人は年齢を重ねていくにつれて趣味・嗜好は変化していくものです。
そのことも念頭には置いておきましょう。
色々な服を着るから自分の好きな系統、得意な系統が分からないという方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、一度自分のワードローブを覗いてみましょう。
◇あなたに似合うファッション自分に似合うファッションを知っていますか? 現在ファッションのテイストは幅広く存在していて、その中から見つけ出す事は難しいですよね。[…]
■1点集中という考え方
最近はあまり聞かない気がしますが、昔はファッション好きの間で「1点集中で高いものを身に着ける」という考え方がありました。
他の物をファストファッションで固めていても、一点だけ、例えばジャケットがブランドの物であり、その他の部分も上手く纏まっていれば全体を格上げしてくれるという考え方です。
当然1点高い物を身に着けていれば良いということではなく、「全体の纏まり」が重要なポイントになります。
ブランド物などの値段の高いものは、持っているだけでも自信に繋がります。
もし今からおしゃれをしたいと考えている方がいるのであれば、高くておしゃれなもので全身を固めようとせず、一点集中で高いものを取り入れるやり方をおススメします。
みなさま、シルバーアクセサリーのハイブランドといえばどこの何シリーズがお好きですか? 定番どころだと、女性でいえばカルティエのLOVE、トリニティシリーズやティファニ[…]
◇◆着ない服は売ろう
高い物、ブランド物を買ったけど、嗜好や系統が変わってしまった等の理由があれば『セカンドストリート』 などの古着買取店でどんどん売りましょう。
思い出も詰まっていて大事なものかもしれませんが、思い出とともにワードローブは一杯になっていってしまいます。
「新しい服を買ったら持っている服を売る」くらいの考え方の方が節約にも繋がり、無駄な買い物を減らしてくれるでしょう。
◇◆服にお金をかけるのは正解なのか【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
「服にお金をかけることは正解なのか」。
あなたの中で答えは見つかりましたか?
冒頭でも話した通り、私個人としてはあまり服にお金をかけたくはありません。
ですが、実際はかかってしまっています。毎月なかなかの出費があります。
私の場合は古着が好きで、一度逃してしまうと2度と出会えない可能性が非常に高いためどうしても出費がかさみます。
お金をかけるべきポイントで「古着」は挙げませんでした。本来であればかけるべきではないポイントだと思っているからです。
言っていることが矛盾しているように聞こえるでしょうか。
私の場合出費がかさんでしまうのはただ単に「自制心」が足りていないだけです。
皆様にも服を買う時に注意して頂きたいのはここですね。
「自制心」を持って、本当に必要なのか、似たような服は持っていないか、なども考えながら買い物が出来ると良いかと思います。
あとは最後の方で述べた「買ったら売る」の意識です。
ここが出来るとかなり変わってくるでしょう。
ちなみに「男性は流行り廃りがあまりない」と話をしましたが、「あまりない」だけで当然あります。
女性に比較すると気にする比率が低いので話の流れ上割愛させて頂きました。
今はフレアパンツ、人工皮革(エコレザー)、バケットハット、オーバーオール辺りが流行しているでしょうか。
古着業界でもフレアパンツやオーバーオールが売れているようです。
パンツだと特にリーバイス、オーバーオールだとカーハート辺りが人気な様で数が少なくなってきたように感じます。
あとは90年代、USA製のリーバイス501も人気で数が少なくなってきた印象です。
少しずつプレミアが上がっていくので、見かけたら買っておくのも手ですね。
このように、「古着」はお金をかけるべきポイントに上がってはいませんが、プレミアがつくであろう物を理解できていれば買っておくのも良いかもしれません。
博打のようになってしまうかもしれないので、その時は自己責任でお願いしますね。
お出掛けの際、街であなたはお洒落でカワイイ古着屋さんや、つい目を引くデザインの古着アイテムを見かけた事はありませんか?今や全国様々な場所に存在する古着屋さん。 […]