古き良きロンドンの街並みをトレンチコートに身を包んで歩く紳士。
カジュアルだけど上品な色使いとシルエットを崩さない着こなしをする若者。
イギリスはそういったイメージからもファッションの中心地として、またコーディネートのお手本として多くの人に親しまれている文化を築き上げています。
比べられやすいイタリアブランドのような崩しや遊びが多い先進的なイメージと違い、イギリスブランドは伝統的なトラッドスタイルを意識したアイテムが多いです。
特に寒さの厳しい秋冬のコーディネートは、おしゃれを楽しみながらも機能的で快適に過ごす為のアイテムが多く、大変参考になります。
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イタリアブランド、イタリアファションと聞いて皆さんはどんなイメージを浮かべますか?おしゃれ、派手、華やか、イタリアおやじ、リゾート、高い、など人それぞれにイメージがあると思います。[…]
イギリスファッションに興味をお持ちの方は、品がありスマートな着こなしを目指したい!といったテーマがあるのではないでしょうか?
今回は、そういったテーマにぴったりのアイテムを取り扱っているショップを4つ選んでみました。
◇◆おすすめショップ.1【Jack pot ジャックポット】
出典:https://rakuten.co.jp
【対象年齢】
10代後半~20代後半
【価格帯】
Tシャツ1,000円台~、アウター4,000円台~、パンツ3,000円台~
【アイテムの傾向】
カジュアル、スポーティー
【特徴】
イギリスのファッションで一般的にイメージされるのは、フォーマルなスーツスタイルやカチっとした綺麗な着こなしだと思います。
その一方で、テニスやゴルフに代表されるように多くのスポーツ競技発祥の国でもある為、機能的で動きやすく、それでいてだらしなく見えないファッションスタイルもイギリス文化の特徴です。
(現代ではスポーティー、キレイ目カジュアルと言われますが、正式にはクラススポーツスタイルと定義されています)
このショップはそういった「カジュアルだけどどこかオシャレで品のある」アイテムを多く揃えています。
また、どのアイテムも買いやすい価格帯である為、街着としてはもちろん、
・「ちょっとそこまで」のワンマイルウェア
・ジムの行き帰り+その途中でで外食や人と会うシーン
・スポーツを楽しむ時の羽織や移動中の着用
などの幅広いシーンで活用できるでしょう。
■Jack pot【おすすめアイテム/3選】
アイテムポイント
「MERC LONDON(メルクロンドン)」は1967年創業のモッズ系スタイルを得意とするブランドです。
現在でも多くの著名人やミュージシャンに愛用されており、この特徴あるブランドロゴを目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
Tシャツやカットソーといったカジュアルアイテムだけではなく、モッズテイスト溢れるスーツやコートなどもラインアップしており、スタイリッシュなトータルコーディネートを楽しむことのできるブランドです。
この商品は、定番とも言えるロゴTシャツ。
特徴的なブランドロゴだけのシンプルなデザインとなっており、1枚で着てもインナーとして着ても着まわしの効くアイテムとなっています。
展開するカラーも多く、色違いやサイズ違いで集めてみても面白いと思います。
アイテムポイント
「LONSDALE(ロンズデール)」はボクシングをルーツにもつブランドです。
1960年に創業され、古くはモハメド・アリも愛用したことで世界的な認知度が高まった歴史があります。
そうした経緯からスポーツテイストあふれ、トレーニングウェアとしても着まわすことのできるアイテムが多く揃っています。
このアイテムもブランドロゴを配したシンプルなデザイン。
襟元と袖口の色をブランドロゴと同色に切り替えることによって、少ない色使いでよりスポーティーな印象となっています。
生地は12ゲージの高密度で編まれており、保温性と柔らかな着心地を両立させています。
特にグレーはアスファルトやコンクリートとの調和がとれる為、街中で着るには持ってこいのカラーリングですよ!
アイテムポイント
同じくLONSDALEからスポーティーなバッグをご紹介。
スポーツシーンで使うバッグはナイロン製の物が多いですが、こちらは合皮素材でできており他とは違う気品のある存在感が出ています。
また、持ち手や本体に曲線が用いられており、クラッシクなデザインもこのバッグの特徴です。
ジムやアウトドア、1泊の小旅行など、使いまわすシーンが多くなりそうです。
◇◆おすすめショップ.2【CHELSEA GARDENS UK】
出典:https://rakuten.co.jp
【対象年齢】
20代前半~30代後半
【価格帯】
Tシャツ4,000円台~、アウター20,000円台~、パンツ10,000円台~
【アイテムの傾向】
キレイめ、カジュアル
【特徴】
このショップの特徴は、ロンドンに拠点を置き現地スタッフが厳選したものを日本へ輸入している点です。
普段からイギリスファションの中心に身を置いていますので、トレンドのアイテムを発信する力は確かなものがあります。
品揃えは、本場イギリスでも古くから愛されている伝統的なアイテムから、現代のトレンドを取り入れたアイテム、イギリス以外の伝統やトレンドを融合したブランド、アイテムまで非常に幅広くなっています。
イギリスと言えば、靴に代表される革製品や高品質な綿製品も有名ですので、靴、カバンからアンダーウェアといったファッションに関連する身の回りのモノをトータルで探すことができます。
上品で伝統的なイギリスファションや文化に触れてみたい方は、必ずチェックしておきたいショップです!
■CHELSEA GARDENS UK【おすすめアイテム/3選】
アイテムポイント
「BARBOUR(バブアー)」は、1894年の創業時からアウトドア用のアイテムを展開するブランドです。
その人気は絶大で、厳しい環境の中で働く労働者から戦時中のイギリス軍にまで、機能的で丈夫な造りに高い評価を得ています。
こちらのジャケットは、完全な防水性と通気性を両立させた「オイルドコットン」素材でできています。
ハンティングやフィッシングなどの天候が急変する環境でも安心できる堅牢な一着。
ミリタリーテイストのアイテムが流行している現在でも、普段着のアウターとして十二分に活躍します。
アイテムポイント
古くから様々な映画やプライベートで著名人も着用し、男らしさの象徴とも言えるこのジャケットは「BARACUTA(バラクータ)」のアイテム。
BARACUTAは、1937年の創業時から今もなお不朽の名作G9を作り続けています。
時代によってシルエットに若干の変化はありますが、特徴的な首元のドッグイヤーフラップと内側のタータンチェックは昔と変わらず。
通気性の良い素材なので、暑い季節でもサラッと羽織ることができ、春~秋まで長いシーズン着まわすことができます。
イギリスファッションにおいて定番中の定番であるこのジャケットは欠かせない逸品です。
アイテムポイント
「BURBERRY(バーバリー)」は、日本で最も有名なイギリスのファッションブランドと言ってもいいかもしれません。
三陽商会によるライセンス展開が2015年に終了した為、販売しているショップがめっきり少なくなりましたが、古くから愛されてきた品質の高いトレンチコートは今も変わらず名作の地位を築いています。
このアイテムは、エポーレット、ストームシールド、内側のバーバリーチェックなど伝統のスタイルを継承した定番商品です。
上品なベージュなので、スーツの色やジーンズなどシーンを選ばずに着ることができます。
1着持っていれば、この先5年10年と活用できること間違いなしです!
◇◆おすすめショップ.3【ETON HOUSE】
出典:https://rakuten.co.jp
【対象年齢】
20代後半~
【価格帯】
Tシャツ4,000円台~、アウター10,000円台~、パンツ5,000円台~
【アイテムの傾向】
キレイめ、大人カジュアル、スーツ
【特徴】
伝統的なイギリス(ブリティッシュ)ファッションを大切にしているショップです。
一般的にイメージされるイギリス紳士のコーディネートを目指すのならば、欲しいアイテム全てを見つけることができるでしょう。
HPのトップにもあるように「良識あるファッション」をテーマに、フォーマルやクラススポーツのスタイルを思う存分楽しむことができます。
■ETON HOUSE【おすすめアイテム/4選】
アイテムポイント
「JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)」は、1784年創業の歴史あるニットブランドです。
特筆すべきは生地の質。かつてエリザベス1世がその品質を高く評価し、門外不出としたこともあるシーアイランドコットン(海島綿)を用いたアイテムはその肌触りの良さと軽量さでシルクのような出来栄えとなっています。
このポロシャツもそのシーアイランドコットンで出来ています。
正に暑い夏にうってつけの生地でサラっと着ることができ、小ぶりですが首元にしっかりと吸い付く襟周り、程よく絞られたウエスト、袖口と裾口のリブ編みといったシルエットが品の良さを与えてくれます。
アイテムポイント
同じくJOHN SMEDLEYからシーアイランドコットンを使ったカーディガンをご紹介。
汗を吸い取り通気性の良い生地なので、暑い季節の羽織としても活躍するシーンが多くなります。
しっかりと編み込まれているのでTシャツの上から羽織って腕をまくっても、決してリブが伸びきることはありません。
浅すぎず深すぎないVゾーンはシルエットがとてもキレイで、春先や秋口であればジレ代わりにジャケットのインナーとして着ても面白いと思います。
アイテムポイント
「HACKETT LONDON(ハケットロンドン)」は、男らしく重厚な雰囲気のあるスーツスタイルが得意な1983年創業のブランドです。
近年のスーツスタイルはクラッシック回帰のトレンドですが、その中においても王道の地位を確立している為人気が急上昇しています。
このジャケットは、そんなイギリスの伝統的なシルエットをベースにしており、高めのゴージ位置、高い位置から程よく絞ったウエストが気品をもたらせてくれます。
それでいて、リネン生地やアンコン仕立てとなっているので暑い季節でも堅苦しくならず、軽快に着こなすことができます。
アイテムポイント
カントリー調のブーツが有名な「TRICKER’S(トリッカーズ)」。
質の高い靴の多いイギリスの中でも長い歴史を持ち、靴メーカーの中で唯一英国王室御用達が付与されています。
このアイテムは、スーツにもキレイめなカジュアルにも合わせることの出来る使い勝手の良いデザインとなっています。
トゥの部分にはメダリオンの装飾が施されているので、とても軽快な印象があります。
良い靴は何年も何年も履き続けていたいもの。
ソールはアッパーと縫い合わされたグッドイヤー製法なので、何度でも取り替えることができます。
◇◆おすすめショップ.4【ginlet】
出典:https://rakuten.co.jp
【対象年齢】
30代前半~
【価格帯】
Tシャツ5,000円台~、アウター10,000円台~、パンツ10,000円台~
【アイテムの傾向】
キレイめ、大人カジュアル、スーツ、フォーマル
【特徴】
「大人の男に最高の満足感を提供する」コンセプトで、ビジネスからオフまでの勝負服がセレクトされたショップです。
世界中から多くのブランドを集めていますが、共通するのは「大人の色気」。
誰と会うにもどこに着て行っても男として映えるモノばかりが揃っています。
1つ1つのアイテムは高額な物も多いですが、手に入れたときの喜びや今までに感じたことの無い手触り、着心地を味わうことができるでしょう。
服装にはTPOがありますが、たとえオフシーンでセットアップスーツを着たとしても、オンシーンでニットやカーディガンを羽織っていたとしても、場を乱さずに1ランク上の存在感を放つアイテムを手に入れられるショップです。
■ginlet【おすすめアイテム/4選】
アイテムポイント
「Drumohr(ドルモア)」は1770年創業で世界最古とも言われるニット専業ブランドです。
英国王室御用達であり、歴代の王子、皇太子が愛用したことからもその品質の高さが分かるかと思います。
ネイビー×ホワイトのマリンテイスト溢れるこのアイテムは、春夏シーズンにぴったりの逸品。
しっかりと編まれた生地とエッジの効いたラペルのイメージで、エレガントなリゾートスタイルを楽しめます。
ジャケット型のアイテムですが、ショーツにサンダルを合わせることでより特性を楽しむことができるでしょう。
アイテムポイント
Drumohrから得意のニットアイテムをもう一品。
空調の効いた室内や車内など意外と真夏でも活用度の高い薄手のカーディガン。
単色の生地にレインボーの前立が華やかさを際立たせています。
ポールスミスなどもそうですが、イギリスのブランドはこういった切り替えの配色で雰囲気を変えることが得意ですね。
シンプルな無地のTシャツの上から羽織れば、オヤジ臭さや学生感の無いカーディガンの着こなしを楽しめます。
アイテムポイント
「Crockett&Jones(クロケットアンドジョーンズ)」は、1879年の創業時から熟練職人の手作業で高品質の靴を世に生み出しています。
イギリスには優れた靴ブランドが多くありますが、その中でも最高品質との声がある程です。
近年は季節を問わずにスリッポンが非常に人気を得ています。
このアイテムは、スムース感のあるワックスカーフを採用しており、一般的なレザーに比べて艶感のあるセクシーな雰囲気となっています。
スーツと合わせれば抜け感を、カジュアルスタイルと合わせれば引き締まった印象を楽しむことのできるアイテムです。
アイテムポイント
「Drake’s(ドレイクス)」は、ネクタイやマフラー、スカーフといった、着こなしを際立たせる小物を得意とするブランドです。
特に職人により生産されるネクタイは、伝統と高品質に加え独自のデザインにより世界中に多くの愛用者がいます。
「白」の面積が多いネクタイは、本来かなり難易度の高いアイテムです。
結婚式などの慶事に着用するイメージが大きいので、特に白シャツとの合わせはテクニックが必要になります。
ですがこのアイテムは白を基調としながらもネイビーの面積も大きくアクセントになっており、もう1色取り合わせの良いブラウンが入ることによって清涼感、清潔感のある演出が可能です。
ビジネスシーンでもアフター5でも良い印象を相手に与えることができますね。
【イギリスブランド オンラインショップ】まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、オンラインでイギリスブランドのお買い物を楽しむことのできるショップを紹介しました。
イギリスブランドのアイテムは、様々な場所、相手に対して着て行ってもその場を乱さないものが多くなっています。
これはイギリスファッションの文化として「相手へのマナー」として衣服を着ることが根付いているからです。
本来、ファッションは自己主張として自身が楽しむ為のものですが、さすが紳士淑女の国イギリスではこういった考えが何百年も受け継がれてきているのですね。
クローゼットの中に何着かイギリスブランドのアイテムを持っていれば、色々なシーンで「何着ていこう」と悩むことが少なくなると思いますよ!
比較的シンプルで落ち付いたデザインのアイテムが多いので、ご自身のコーディネートを広げてくれることでしょう!
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