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テーラードジャケットは、メンズファッションにおいて重要なアイテムの一つです。
元々はカジュアルなアイテムで、日常着として使用されていたテーラードジャケットですが、今では冠婚葬祭からプライベートまで幅広く着用可能なアイテムになっています。
活躍してくれる場面が多いアイテムだからこそ、着こなしには拘りたいところ。
そこで今回は、テーラードジャケットの種類や選ぶポイント、着こなし方まで細かく説明していこうと思います。
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◇◆テーラードジャケットの魅力
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テーラードジャケットは今でこそフォーマルな印象のあるアイテムですが、当初は部屋着やレジャーウェアとして使用されていたそうです。
現代で考えると、なかなか想像ができませんよね。
ジャケットを部屋着にするという方は少ないのではないでしょうか。
しかし、裏を返すとそれだけ多才なアイテムで利便性が高いということです。
テーラードジャケットは多くのブランドがリリースしており、どれを選んで良いか悩みますよね。
そんな方に向けて、選ぶポイントや色、柄、素材について詳しく触れていこうと思います。
①サイズ
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ポイント
最初に拘りたいところはサイズではないでしょうか。
自分の理想のスタイルに沿ったサイズを選ぶことは、コーディネートを成功させる秘訣です。
パーツごとに説明をしていきますと、肩や胸周りはボタンを止めても動きが制限されない程度が良いです。
袖付けの縫製部分が肩よりも少しだけ外に出る程度と思ってください。
手をあげてみたり、腰を回してみたりして生地が引っ張られないかがポイントです。
袖丈は袖口が手首まで届いていればOK。着丈はヒップラインが隠れるのがベター。
しかし、これはあくまでも基準ですので、全てのジャケットに当てはまるとは限りません。
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②色&柄
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ポイント
色や柄も多いテーラードジャケットですが、プライベート使いを検討しているなら自分のお好みのものを着ていただいて大丈夫です。
フォルムで差別化を図りにくいアイテムなので、色や柄は個性を発揮できる大きな要素です。
特に柄は周囲との差をつけるにはもってこいのポイント。
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③素材
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ポイント
素材の選択は季節によって異なる要素です。
しかし、ジャケットはオールシーズン使えるアイテムなので、素材選びも拘りたいところ。
通年使用できる素材はコットンです。コットンを使用したジャケットは着やすさはもちろんですが、自宅で選択が可能な点もメリットです。
また、着続けることで使用感が生まれるので経年変化も楽しんでいただけます。
ウールもお勧めの素材です。夏場に着用するのは厳しいですが、それ以外の季節には対応してくれます。
ウールのジャケットは、コットンよりも着ていくたびに味が深まっていきます。
毛玉処理をしてあげることで、長年着用することができる素材なので毎シーズン活躍してくれるでしょう。
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◇◆ジャストサイズのテーラードジャケットの着こなし術
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先ほどは大まかにサイズについて触れましたが、ここではジャストサイズのジャケットの選び方と着こなしを紹介していきます。
アメリカントラディショナルや綺麗めのモードスタイルには、ジャストサイズのジャケットが適しているので参考にしてみてください。
①選ぶポイント
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肩や胸周り、袖丈のポイントは前述したサイズを参考にしてもらって大丈夫です。
着目してもらいたい点は着丈です。ジャストサイズのジャケットを選ぶ時は、お尻が半分隠れない程度のショート〜ミドル丈のアイテムを選んでみてください。
また、ウエストにシェイプが効いているものを選ぶのも良いです。
これだけ聞くと簡単と思うかもしれませんが、実はジャストサイズのジャケットを選択するのはかなりコツが必要です。
基本的にオーダーメイドではない限り、自分に適したサイズのアイテムを探すのは難しいです。
着丈がちょうど良くても肩のハリが気になったり、ウエストのシェイプ加減が良くても動きにくかったりします。
ですので、以上の点を踏まえて伝えたいのは試着をしてもらいたいということです。
ジャケットは他のアイテムと比べると、サイズがかなり重要な要素になってくるので、店頭に行って試着をどんどんしてみてください。
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②アメリカントラディショナル
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コーデポイント
アメリカントラディショナルはジャケットスタイルにおける王道といえるでしょう。
カジュアルに着こなしたい方は、このスタイルを真似てみてください。
出典:https://rakuten.co.jp
ジャケットにデニムやチノパンを合わせるコーディネートは楽な上に格好良いです。
アメリカの伝統的な服装ですので、一度は挑戦したいスタイルですね。
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③綺麗めモードスタイル
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コーデポイント
アメトラとは一風変わりまして、綺麗めに着るモードスタイルもお勧めです。
ミドル丈、ショート丈ともに適したスタイルになりますが、ショート丈のジャケットを選ぶとトレンドに考慮したコーディネートを作れます。
出典:https://rakuten.co.jp
モードのコーディネートを作るときは思い切りが大事です。
普段は自分が選ばないようなアイテムを選ぶと、一気に雰囲気が変わります。
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◇◆ゆったりとしたテーラードジャケットの着こなし術
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お次にご紹介するのは、ゆったりとしたジャケットを選択する際のポイントです。
このサイズを選択するのであれば、インナーを着込むもしくは、ジャケットのボタンを止めずにコーディネートを仕上げるスタイルをお勧めします。
サイズにゆとりのあるジャケットは、前のボタンを止めると肩幅が大きく見えるので野暮ったい印象になります。
また、抜け感を演出できるのがオーバーサイズの取り柄でもあるので、袖をロールアップするのも良い着こなし術ですね。
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①選ぶポイント
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せっかくオーバーサイズを選択するのであれば、自分が想像しているよりワンサイズ大きいものを選ぶことをお勧めします。
着丈でヒップラインが完全に隠れ、袖丈は袖で手の甲が半分隠れるぐらいが良いと思われます。
しかし、ここで問題になってくるのが肩幅です。
先ほども述べたように、あまりに肩幅が大きいと野暮ったく見えるので注意が必要です。
見極めるポイントとしては、前ボタンを止めた時に拳をグーにしてインナーとジャケットの間(胸の前)に持っていってみてください。
それで、背中が引っ張られる感じや胸が圧迫されないのであれば問題ないです。
②ワンサイズ大きめのジャケットで抜け感を作る
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コーデポイント
こちらの着こなしは、ちょうどワンサイズ大きいジャケットを選択することができていると言えるでしょう。
前ボタンを止めないことで、うまく抜け感も演出できています。
出典:https://rakuten.co.jp
この余裕を感じさせるコーディネートをお手本にアイテムを選択してみてください。
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③太ジャケット+太パンツでオーバーサイズコーデ
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コーデポイント
コツが必要なのはオーバーサイズのジャケットとパンツの組み合わせです。
この時に重要になってくるのはジャケットのサイズよりパンツの丈感と太さです。
出典:https://rakuten.co.jp
コーディネートは足元が重くなってしまうと、全体的に重厚感のある印象に見えるので、パンツの裾をロールアップして足元をスッキリさせると良いです。
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◇◆色で選ぶテーラードジャケット
着ている人の印象をも左右する”色”ですが、これからの季節にぴったりなカラーはやはりモノトーン調でしょう。
モノトーンのアイテムは基本的にどの色とも合わせやすいので、迷ったときにはモノトーンがお勧めです。
この項目では、これからの時期に適した色合いのジャケットの着こなしをご紹介していきます。
①ブラック
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コーデポイント
こちらはモノトーンの王道である黒のジャケットを用いたコーディネートです。
黒色は上品さや落ち着いた印象を与えてくれことが特徴です。
どの色とも相性抜群な黒ですが、パンツも黒を選択することでセットアップのような雰囲気になりお洒落に見えます。
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また、活躍してくれる場面が多いのも黒色のジャケットの特徴です。
ベーシックなフォルムのアイテムを選べば、冠婚葬祭からプライベートまで着用ができます。
長年使うことを考慮したお買い物をしてみてください。
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②ネイビー
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コーデポイント
ネイビーは黒よりカジュアルな印象のあるカラーです。
こちらもほとんどの色と相性が良いので、持っているとコーディネートに役立ちます。
しかし、光沢感が強いアイテムだとビジネスシーンのイメージが強くなります。
出典:https://rakuten.co.jp
カジュアルに着こなしたいのであれば、コットンや柔らかいウールを使用したアイテムをチョイスしてみてください。
自分が活用したいシーンに沿って購入を検討しましょう。
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③グレー
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コーデポイント
グレーは優しい大人の印象を与えてくれます。
色の特徴に沿うのであれば、柔らかい素材のコットンやウールを使用したアイテムが良いかと。
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グレーは冬以外にも春や秋にも適した色なのでほとんどの季節に対応します。
もちろん、い他の色とも相性がいので様々な組み合わせのコーディネートが可能です。
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◇◆素材で選ぶテーラードジャケット
①コットン
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ポイント
コットンはオールシーズン着用ができる万能な素材です。
自宅で洗濯が可能で、アイロンの熱にも強いことからお手入れが楽なのも嬉しいポイントです。
あえてシワを残してUSED感を出すのも一つの手。
素材の風合いを活かしたコーディネートを組んでみてください。
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また、冬場にコットンは肌触りが寒く感じることもあるので、厚手か裏地があるジャケットをお勧めします。
②ウール
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ポイント
ウールは動物繊維で最も使用されている素材でもあり、着心地の良さやの自然由来の温かみが特徴の素材です。
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冬のジャケットを探している方はウールに絞ってみるのも良案です。
そのときに着目してもらいたいのは、混紡されているかどうかです。
ウールを使用したアイテムは耐久性を高めるために、ナイロンやアクリルなどの化学繊維を混紡していることが多いです。
化学繊維のチクチクした肌触りは苦手な人もいるので、ウール100%かアルパカやカシミヤのような同種類の繊維が混紡されているものを選ぶことをお勧めします。
③ベルベット
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ポイント
ベルベットはとても柔らかい肌触りと高級感のある深い光沢が特徴の素材です。
ウールよりも柔らかく、保温性が高いため冬のジャケットには適した素材です。
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アイテムのデザインに特徴がなくても、ベルベット自体に他の素材にはない光沢感と存在感があるので、着ているだけで個性を生み出します。
一癖ある素材ですが、着こなすことができるとスタイルが決まりますし、何より暖かさに優れています。
ぜひ、個性的な一着を探してみてください。
ファッションコーディネートでは近年“TPO”という言葉が使われるようになりました。 洋服選ぶ時にいつ・どこで・誰となどシチュエーションを意識しコーディネートすることは[…]
◇◆ジャケットはインナー選びが重要!
さて、ここからは趣向を変えまして、ジャケットと相性の良いインナーについてお話ししていきます。
ジャケットはシンプルなデザインのものが多いので、コーディネートを成立させる上ではインナー選びが重要になってきます。
そこで、5種類の項目に絞ってアイテムをご紹介していこうと思うので、参考にしてみてください。
①カットソー
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アイテムポイント
カットソーをインナーとして使うのであれば、春や夏が適しています。
シンプルに単調なカラーのカットソーを合わせたり、グラフィックや文字がプリントされたアイテムを合わせたりしても良いでしょう。
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軽やかな印象のあるカットソーは涼しい時期のインナーとしてお勧めです。
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②シャツ
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アイテムポイント
シャツはジャケットのインナーとしては定番のアイテムでしょう。
カジュアルにもフォーマルにも使用できるのがシャツの強みです。
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また、バラエティ豊富なデザインも特徴の一つ。
ベーシックなシャツから柄のあるシャツまで幅広く選んでいただけます。
誰もが一度は袖を通した経験があるはずのポピュラーなファッションアイテム、「シャツ」。ですが、ひと口にシャツと言ってもその形や生地は様々で季節によっても変わってきます。 […]
③ニット
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アイテムポイント
ニットは冬に最適の暖かいインナーの一つです。
厚手のニットであれば、インナーを着込まなくても十分な暖かさを発揮してくれます。
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肌触りも良好で、一着を長年着ることができるのでお勧めのアイテムです。
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④パーカー
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アイテムポイント
パーカーはジャケットの持っている、フォーマルな要素を中和してくれるアイテムです。
カジュアルダウンを図りたければ、パーカーをインナーにするとOKです。
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ラフな印象を作りたい方はパーカーを選択してみてください。
パーカーは、実はおしゃれメンズほど上手に着こなしているのをご存知ですか?色はもちろん、サイズ感や素材など様々なシチュエーションに使い分けが出来、着こなし次第で印象が変える事ができる役割[…]
⑤ベスト
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アイテムポイント
ベストは上記の①〜④のアイテムと組み合わせて着用すると良いでしょう。
こちらのアイテムはフォーマルなイメージがあると思いますが、素材を選べばカジュアルにも着こなせます。
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①〜④のアイテムは単体だとシンプルなデザインのものが多いので、ベストと組み合わせることで個性的はコーディネートに仕上げることができます。
意外と避けがちなアイテムになりますが、着こなしは簡単ですので挑戦してみてください。
このところじわじわとベストの需要が高まってきており、トップスのオーバーサイズ化に伴いベストもオーバーサイズなものが主流です。過去数年であまり見かけなかったプルオーバーベストが各ブランド[…]
◇◆テーラードジャケットの上手な着こなし【まとめ】
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いかがでしたでしょうか。
今回はジャケットについて詳しく解説をしていきました。
ジャケットの種類や着こなしについてご理解いただけたでしょうか?
ジャケットはフォーマルな印象の強いアイテムですが、最近は街中で私服として着こなしている人も多く見かけるようになってきました。
まだ、私服使いをしたことがない方は、今回の記事を参考にしてぜひチャレンジしてみてくださいね。