色彩検定とは?UC級から1級まで独学合格法やおすすめテキスト、出題例をご紹介!

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「色彩検定」とはどのような資格?

色彩検定は第1回が1990年に開催されてから、計150万人以上の方が受験している資格になります。

年々その受験者数は、増加しているとも言われています。

 

この検定では、色の名前や効果、配色方法、といったように色についての幅広い知識を得ることが可能です。

私達の身の回りにも、色を使った様々な技法が隠れています。

勉強しながら、身近な配色テクニックに気付けたりしたら、おもしろそうですね!

 

 

検定級には3級、2級、1級、UC級の4つあり、このうちUC級はユニバーサルデザインに特化した入門編の級です。

どの級からでも受験可能な点も、特徴と言えるでしょう。

 

ここではそんな、色彩検定のメリット、難易度や検定料、出題範囲から合格する為のおすすめ勉強法まで、一挙にご紹介していきたいと思います!

 

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◇◆色彩検定はどんなところで役に立つのか?

 

では色彩検定を取得することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、仕事面とプライベートの両方でご紹介していきたいと思います。

 

 

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仕事面のメリット

 

★インテリアコーディネーター等、住宅業界

 

色彩検定では、照明や空間に関する知識も取り扱っています。

ニーズに合った空間を演出するのにも役に立つはずです。

 

 

★アパレル業界

 

店頭のレイアウトや接客時など、お客様へコーディネートをご提案するときに役立ちそうですね。

業界としてここでは2つ挙げましたが、デザインや色に関わることが少しでもあるなら、基本的にどんな業界でも活かせます。

 

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■趣味やプライベートのメリット 

 

★イラストを描くとき

★部屋のインテリアを決めるとき

★洋服を選ぶとき

 

などなど、普段の生活の中でも関わりのある場面がたくさんある資格ですよ!

 

 

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◇◆受験の前に必ず知っておきたいこと

 

■年代別:色彩検定受験者割合〈2020年度版〉

 

具体的な数値は公開されていませんでしたが、若い世代が圧倒的に多く、10代と20代でおおよそ8割前後を占めていると言えるでしょう。

 

 

■志願者数と合格率〈2020年度版〉
 志願者数(人)合格率(%)
1級1,42645.0
2級9,46677.6
3級22,49876.3
UC級2,22687.3
合計35,616

 

2級までは7割以上の方が合格しているので、しっかりと対策をしておけば問題ないでしょう。

1級となると、合格率は5割を切っています。

より専門性の高い、高度な知識を問われるため、やや難易度は高めになっていますね。

 

 

■受験料、実施時期
料金実施時期
1級15,000円冬期のみ1次試験(11月)、2次試験(12月)
2級10,000円夏期(6月)・冬期(11月)
3級7,000円夏期(6月)・冬期(11月)
UC級6,000円夏期(6月)・冬期(11月)

 

実施時期は、1級のみ年に1度の冬期開催です。

それ以外の級は、夏期と冬期の年2回開催されていますね。

受験の申し込みは、色彩検定公式ホームページよりネット申し込み、もしくは願書をダウンロードした上で郵送にて応募が可能です。

また書店での申し込みも可能ですが、こちらは応募期間が1週間ほど短いので注意しましょう。

ご自身に合った申し込み方法を選択してくださいね。

 

 

 

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◇◆各級の概要や出題内容の傾向について

 

ここまで、検定についてざっと紹介してきましたが、それでは実際にどのような内容が出題されるのでしょうか。

試験方式や時間も併せて紹介していきます!

 

■試験方式、時間
 試験時間試験方式
1級1次:90分2次:90分1次マークシート方式(一部記述)2次:記述方式(一部実技)
2級80分マークシート方式(一部記述)
3級70分マークシート方式
UC級60分マークシート方式(一部記述)

 

受験級が上がるごとに時間も長くなっていきますね。

特に1級は、1次と2次の2段階試験なので要注意です。

記述式の問題では、与えられた図を見て、正しい配色名を解答するものが予想されます。

 

 

各級の出題範囲と例題集【覚えるポイント】

 

【UC級のポイント】

 

【UC級の出題範囲】

◇色が見える仕組み

◇ユニバーサルデザイン

◇色覚の多様性

◇高齢者の目の見え方

◇高齢者に配慮した配色技法

UC級では、ユニバーサルデザインを扱うため、それに関する知識が問われます。

 

UC級例題:次の記述に続く文章として適切なものをひとつ選びなさい。

▼高齢者の見え方の特徴として、

(1)背景表示などのコントラストを強く感じ取れる。

(2)明暗の識別能力は若いときと比べて、大きな差異がない。

(3)オレンジや黄の弁別能力が著しく低下している場合がある。

(4)水晶体の混濁等が、まぶしさを増加させている原因の一部である。

 

【解答はこちらをクリック】
答え:(4)

 

 

 

【3級のポイント】

 

【3級の出題範囲】

◇色のはたらき

◇色はなぜ見えるのか?目の仕組み

◇照明と色の見え方

◇色の表示(PCCS)

◇色の心理的・視覚効果

◇色彩とインテリア

◇色彩調和・配色について

◇ファッションと色彩

◇慣用色名

…と、かなりざっくりではありますが、項目的にはこんな感じです。3級からは幅広く学んでいきます。

照明やファッションの項目も扱っていますね。

 

3級例題:次の記述について、最も適切なものをひとつ選びなさい。

▼色の膨張、収縮に関する印象に対して、最も強く印象を与えるものは何か。

(1)色相

(2)彩度

(3)明度

(4)サチュレーション

 

【解答はこちらをクリック】
答え:(3)

 

このように、専門用語も続々と登場します。

ざっくりですが、色相とは色の種類のこと、彩度は色の鮮やかさのこと、明度は色の明るさのことを指します。

 

 

 

【2級のポイント】

 

【2級の出題範囲】

◇色のユニバーサルデザイン

◇光の性質と色

◇色の表示(マンセル表色系)

◇色の色覚・心理効果

◇自然から学ぶ配色・調和

◇イメージ別の配色法

◇ビジュアルデザインの色彩

◇ファッションにおける配色

◇住空間におけるインテリアの配色

◇景観色彩

◇慣用色名

と、このような感じです。

2級では、3級で取り扱ったジャンルを、より深く掘り下げた内容を扱っています。

グラフや数値を扱う問題も増えてきます。

 

2級例題:次に示された色の慣用色名を選びなさい。

(1)アンバー

(2)ミントグリーン

(3)オールドローズ

(4)韓紅花

 

【解答はこちらをクリック】
答え:(3)

 

慣用色名とは、ざっくり言うと色の名前のことです。

2級では、慣用色名の問題が4~6問ほど出ると言われています。

何種もの色とその慣用色名を覚えなければいけないのは大変ですが、根気よく取り組みましょう。

 

 

【1級のポイント】

 

【1級の出題範囲】

◇ヨーロッパ・日本の色彩と文化

◇色彩調和論

◇心理的な見えによる色の分類

◇色の表示(XYZ表色系・オストワルト標識系・NCS)

◇測色

◇色彩心理

◇色彩のビジネス活用

◇ファッションカラーの変革

◇素材の知識

◇景観計画における色彩基準

1級では、2、3級の内容を踏まえ、より実用的で、専門的な知識が必要とされています。

1級の勉強は勿論ですが、受験するにあたって、2、3級の内容をざっと復習するとよいでしょう。

 

1級例題:次の配色に対する、最も適切な配色名を選びなさい。

(1)クラシックなイメージの配色

(2)ダイナミックなイメージの配色

(3)シックなイメージの配色

(4)エレガントなイメージの配色

 

【解答はこちらをクリック】
答え:(4)

 

 

◇◆色彩検定【独学で合格する勉強方法】

 

色彩検定では、ファッション、街中にある標識や看板、光に関する知識といったように、多岐にわたった色彩の知識が問われます。

そこで、ここからはどのように対策をしていったらよいのかを、独学で合格するための勉強方法をご紹介していきます!

 

 

■まずはテキスト!参考書を買いましょう

 

検定の勉強を進めるにあたって、参考書は欠かせません!

図説等、わかりやすい解説付きのものをお勧めします。

 

出典:https://www.amazon.co.jp

 

こちらの参考書シリーズは、赤シート付が特徴です。

図説が多く、解説がしっかりしていて非常に分かりやすいのが特徴でした。

(私も資格取得の際はこのシリーズで勉強していました)

 

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp

 

またこちらの参考書は、2、3級を一気に学習出来てしまうのが良い点ですね。

同時受験をしたい方、1級を受験する際の復習にも役立ちそうです。

 

 

■これはNG!陥りがちな勉強法

 

学生時代、テスト期間になると要点や重要事項などをまとめたノートを作っていた人は多いかと思います。

俗にいうノートまとめですね。

 

しかし、これだけは絶対にやってはいけません!

何故なら、図表やグラフが多く、まとめるにはかなり困難であるからです。

正直、覚えることよりも図を作ることに意識がいってしまいそうですね…。

 

 

■合格必勝!効果的な勉強方法

 

では、どのように勉強していったらよいのでしょうか。

市販の色彩検定の参考書やテキストには、単元ごとに演習問題が付属していることが多いです。

中には先程ご紹介したように、赤シート付きの参考書も販売されています。

 

学習するにあたってまずは、単元ごとに繰り返し読んでいきましょう。

 

1単元読み終わって内容がある程度頭に入ったら、その単元に対応している演習問題を解いていきましょう

ひたすらこの繰り返しです。

 

 

この方法なら、電車通勤・通学をされている方も、時間の有効活用ができそうですね。

実際に私もこの勉強法で取り組みましたが、短期間で知識を身につけることができましたよ。

※繰り返し取り組めるように、テキスト本誌には答えを書き込まないようにしましょう。

 

また、色彩検定公式ホームページにも各級位の検定試験出題例が公開されているので、ぜひ活用してみて下さい!

 

 

 

専門用語の上手な暗記方法は?

 

どの資格の勉強をするときにも必ず出てくるのが、専門用語

色彩検定でも、かなりの数の単語が登場します。

 

暗記をするときに重要なのが、声に出して読むことです。

なぜこれが重要なのかというと、声に出すということは、同時に自分の耳で単語を聞いていることになります。

普段意識してテレビを見ずとも、気が付いたらCMソングやキャッチフレーズを覚えている、ということはありませんか?

これと同じ原理を利用しているのです。

 

 

また、色彩検定はマークシート方式のため、単語を書き込むということがほとんどありません。

そのため単語を繰り返しノートに書くよりも、効率よく学習することができます。

単語を繰り返し音読し、耳から覚えていきましょう!

(もちろん音だけでなく、単語の意味も覚えてくださいね)

 

 

■配色問題の攻略方法は?

 

苦戦する方が多い単元は、配色が絡んだ、応用力が問われる問題ではないでしょうか。

配色は、一見直感やイメージで解いてしまいがちですが、それぞれの配色にはある程度の「ルール」が存在します。

 

例えば、シックなイメージの配色というのは、「グレイッシュなトーンを基調に、無彩色と組み合わせたもの」と言われています。

ここで出てくる無彩色とは、白・黒・グレーのような色のことです。

漠然としたイメージで解くのではなく、配色ごとの「ルール」をしっかり覚えておきましょう。

配色例は、以下のように示されますね。

 

 

配色ごとのルールを覚えることに加え、ここでは、色相・彩度・明度といった色を表すための言葉が頻繁に使用されます。

こういった、基礎的な用語をしっかり抑えておくことも必須です。

このような用語は参考書で必ず解説されているので、分からない方でも安心して取り組んでください。

 

 

◇◆色彩検定合格のポイント【まとめ】

 

いかがでしたでしょうか。

今回は、色彩検定合格のポイントについてご紹介させていただきました。

最後に一度おさらいをしましょう。

 

■受験資格は4つあり、どの級からでも受験可能
■仕事やプライベート、色に関する様々なシーンで役立つ
■UC級~2級までは難易度は高くなく、1級はやや難易度が高め
■ノートまとめはせず、テキストを読み込んで演習問題を解く
■単語は、声に出して覚える

 

色彩検定は日常の様々なところで役に立つ資格です。

どの級からでも受験可能なので、気になった方は是非受験することをおすすめします!

 

 

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みーや
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

パーソナルスタイリスト【グレースアカデミー】


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