『流行りのものを着ているのに、なぜかおしゃれに見えない。』
『店員さんと同じ服なのに、自分とは違ってかっこいい・・・。』
本来おしゃれとは、自信を持って堂々と振舞うためにするものですね。
でも逆に自信を無くしてしまったことはありませんか?
おしゃれな人と自分は何が違うのでしょうか。
実はほとんど違いはありません。
8割は同じと言ってもいいでしょう。
着ているトップス、履いているパンツと靴、全く同じでもおしゃれに見える人とそうではない人。
違いはあと2割の微調整にかかっています。
ファストファッションのおかげで簡単に流行りものが手に入るようになった今の時代、そのわずかな調整によって生まれる「他人との差」におしゃれの答えが隠されていると言えるでしょう。
今回はその調整手段の一つ「巻き物系アイテム」をご紹介します。
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◇◆迷ったときには巻き物系アイテムを使おう
おしゃれに自信のない人からは、洋服を着せられている感が漂っていることがあります。
単に流行りものを着ているだけで安心してしまい、自分らしさを出す工夫をしていないのかもしれません。
「自分らしさ」は「他人との差」と言い換えることができます。
ショップスタッフさんを思い出してください。
彼らは小物使いや髪型、サイズ感など様々な方法で自分らしさを出しているはずです。
そこで、どうやって自分らしさを出そうかと迷ったときには「巻き物系アイテム」をおすすめします。
■巻き物系アイテムを使うと玄人感が出る
シンプルな服が主流の今、場合によっては簡素で周りと似たようなコーディネートになってしまいがちです。
他人との差が生まれにくい状況の中、使いたいのが巻き物系アイテムです。
例えば、ストールを単純に巻くだけで一気にこなれた雰囲気を出すことができます。
着ている服はそのままでただ一枚、首に足すだけ。とても簡単に玄人感が出せるので、とてもおすすめです。
みなさんは量産型ファッションをご存知でしょうか?量産型ファッションとは、大量生産されたように見えるほど同じ型にはまった服装をしている人たちのファッションのことを表す言葉です。&[…]
■1枚でいろいろな表現ができる
ストールを例に出しましたが、大判のストールはいろいろな使い方をすることができるので大変便利です。
着ている服は同じでも、ストールの巻き方で異なる印象を与えることができ、表現の幅が広がります。
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※マフラーとなっていますが、ストールでも、そして男女問わず同じ巻き方です。
ぜひ参考にしてみてください。
どれもとても簡単でそれぞれ表情が違っていて魅力的です。
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◇◆【種類別】おすすめの着こなし方法
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一口に巻き物系アイテムと言っても、いろいろな種類のものがあります。
ここでは種類別にどのような着こなしがあるかご紹介します。
★スカーフなら抵抗のない柄から
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コーデポイント
上級者向けというイメージがあるスカーフも、バンダナのようなペイズリー柄なら取り入れやすいでしょう。
結んで前に垂らすだけでポイントになり初心者でも簡単です。
逆に、思い切ってスカーフを主役にしたいのなら、上品な柄を選びつつ、服はシンプルな無地を合わせるのが原則。
落ち着いた品のある柄なら自然と大人っぽい雰囲気が出るので、少し背伸びしたいコーディネートにピッタリです。
★ストールなら小顔効果の高い大判を
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コーデポイント
大判のストールを巻けば小顔効果があり、スタイルがよく見えます。
特にシンプルなブラックは引き締まって見えるので、頭の大きさや足の長さなどスタイルに自信のない方にはおすすめしたいアイテムです。
さらに少しツヤがあれば、ファストファッションのシンプルな格好でも高級な服装へと格上げしてくれます。
着用する注意点として、ストールの素材によっては繊維が服に付くことがあります。
抜けた繊維がたくさん付いていると清潔感が損なわれる可能性があるので、目立たない同色系の服を着るか、店頭で繊維が抜けにくいものかどうか試してから購入するとよいでしょう。
★マフラーは長さに気を付けて
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巻き物系アイテムでは最もなじみのあるマフラーですが、選ぶときは長さに気を付けてください。
十分な長さがないと巻くのが精いっぱいで、単なる防寒グッズになってしまいます。
せっかくおしゃれを楽しみたいなら、160cm以上のものを選んで巻き方でアレンジするのがおすすめです。
それからマフラーの素材も温かいウールやアクリルを使用しているため、ストール同様に繊維の抜け落ちには注意して購入すると良いでしょう。
★ネックウォーマーは機能重視で
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マフラーやストールが装飾的なのに対して、ネックウォーマーは機能的です。
首に巻くことに特化したデザインで、その取り回しの良さからスポーツやアウトドアに適しています。
撥水や防風加工、また新素材を使って寒い中でも快適に過ごせるように工夫されたものが揃っており、明るい色なら差し色としてカジュアルでも使えるので、抵抗なく取り入れやすいです。
★バンダナを巻かないのは損!
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日本人はあまり首に巻かないバンダナですが、もし恥ずかしい気持ちがあるなら損をしているかもしれません。
例えば夏の恰好はシンプルで他人との差が生まれにくい季節です。
そこで薄いバンダナを巻いて、Tシャツなどの首元からチラ見せするだけで格段にこなれて見えてしまうでしょう。
素材はコットン100%がおすすめ。汗をかいてもベタベタせず、すぐに乾くので扱いが簡単です。
夏こそ取り入れて欲しいのが巻き物系アイテムと言えるでしょう。
★季節を問わず使える多機能ヘッドウェア
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多機能ヘッドウェアはネックウォーマーと同じく、スポーツやアウトドアに適しています。
特徴はその使い方で、首に巻く以外にもキャップやフェイスマスクなど、なんと12通りものパターンで楽しむことができます。
また季節ごとに素材違いで販売されていて、夏は吸湿速乾性が高くUVカット仕様であったり、冬はウールで防寒性を高めたりと一年を通して使うことができるマルチアイテムです。
◇◆巻き物系アイテムを使ったメンズコーデ集
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ここでは着こなしのジャンル別に、巻き物系アイテムを使ったコーディネートを紹介します。
①カジュアルに合わせるなら明るめの色で全体をポップに
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暖色のリバーシブルのマフラーを使ったコーディネート。
グレーのスウェットとカーキのパンツのシンプルな組み合わせを、同色系のベルトとマフラーで、一層のまとまり感を持たせた着こなしです。
結び目を少しずらしてポップさをプラス。
一言でカジュアルファッションと言ってもきれいな雰囲気から古着を取り入れたコーディネート、スポーティーな格好まで様々です。ただTシャツを着ているだけなのに、なんだか格好良く見える人街で見[…]
②シンプルなファストファッションこそ本領発揮
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ファストファッションを着た時こそ巻き物系アイテムの出番です。
服がシンプルなだけに、巻き方を工夫したり少し凝ったデザインのものを選んだりするなどして、周りに一気に差をつけましょう。
逆に落ち着いた色や、品のある柄でツヤのある素材を選べば高見え効果も期待できます。
メンズのキレイめファッションとは、シンプル・上品な質感・サイズ感が丁度いいファッションのことです。色の統一感を合わせて全体的なバランスが整っている、どんな人にでも簡単に着られるファッシ[…]
③ビジネスにはワントーンコーデ
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ワントーンでまとめつつも柄でしっかり主張する上級者コーデ。
無難な色遣いが原則のビジネスシーンでも、柄や巻き方で個性を出すことができます。
ワンループ巻き、ミラノ巻き、ニューヨーク巻きなどたくさんの中からお好みの巻き方を見つけてください。
様々な巻き方を楽しむためには、前述の通り長さには注意したいところです。
160cm~2mmでご自身の体格に合ったものを選べば良いでしょう。
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④コンサバにはチェック柄でアクセントを
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キレイ目でシンプルなコンサバには、上質なカシミア素材のチェック柄を入れることでさわやかさをプラス。好感度が上がります。
女性に男性の好みの恰好を聞くと、シンプルで清潔感のある服装が良いと言う答えが多いですね。
昼間のデートにはキレイ目+巻き物系アイテムでキメてみてはいかがでしょうか。
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⑤ドレスの首元にはスカーフを忍ばせて
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ドレスライクなコーディネートで首元にスカーフを巻けば、より華やかな印象を与えることができます。
しかし、華やかさを意識しすぎて派手すぎると悪目立ちしてしまい逆効果です。
落ち着いたトーンのものを選んで、品の良いおしゃれさんを目指しましょう。
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◇◆巻き物系アイテムって簡単で楽しい!
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いかがでしたでしょうか。
今回は服で他人と差をつけるための簡単アイテム、巻き物系をご紹介しました。
いつもの着回しの中に一つ足すだけで、格段にこなれた印象を与えることができます。
ストールやスカーフ、バンダナなどあまり馴染みのない人もいるかもしれませんが、一度試してみたらその効果をわかっていただけると思います。
おしゃれな人とそうでない人の選ぶ服はほとんど同じであり、違っているのはサイズ感や小物使いなどの細かいところでした。
そこを大事にすることで差が生まれ、「他人と違っておしゃれだね」と言われるようになるのです。
その違いを簡単に作り出せる巻き物系アイテムを身に着けて、堂々とおしゃれを楽しんでください。
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