おしゃれ上級者にぴったりモードファッションとは?おすすめメンズコーデと人気ブランドをご紹介!

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みなさんはモードファッションといえばどんなスタイルを想像しますか?

全身真っ黒でゆったりとしたシルエットを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

でも、「モード」って言われてもピンとこないですよね。

この記事では、モードの歴史やコーディネートのポイント、お勧めのブランドなどをご紹介していきます。

『これからモードファッションを始めてみたい!』という方はぜひ参考にしてみてください。

 

モードとは何かを語るにあたって、代表的なブランドやヒストリー、モード系スタイルや作り方を知っておいた方がより理解が深まると思いますが、【結局モードって何なの?】と先に知りたい方は見出し6【モードの定義とは?】を先に読んで頂けると幸いです。

 

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◇◆モード入門!これは知っておきたいブランド

モードファッションコーディネート

 

まずはモードの歴史に大きく影響を与えたブランドのご紹介からです。

これから解説するブランドは、現代のモード界を牽引している存在です。

 

どれも独特の世界観を持っているので、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

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①Yohji Yamamoto【ヨウジヤマモト】

 

日本のモード界を代表するブランドといえばYohji Yamamotoです。

【モード=黒】という印象を強くしたのは間違いなくこのブランドです。

毎年開催されるパリコレクションのランウェイでは、全身に黒い服を纏ったモデルが悠然と歩いており、独特の雰囲気を放っています。

 

 

ブランドヒストリー


Yohji Yamamotoは1981年からパリコレの舞台でコレクションを発表しています。

当時、パリでは華やかな色使いや身体に沿った綺麗なシルエットの服が評価されていました。そんな中で、Yohji Yamamotoは当時敬遠されていた黒色を使い、新品なのにボロボロのデザインの服をコレクションで発表しました。

その時の反響は大きく賛否両論でした。しかし、今では「黒の衝撃」と呼ばれるほどファッションの歴史を変えた出来事として評価されています。

 

 

 

ブランドポイント


Yohji Yamamotoの特徴は、ビッグシルエットと左右非対称なデザイン、重ね着で見せるレイヤードスタイルです。

大きく作られた服は動く度に生地が揺れることで、ドレープ感を生み出します。

また、左右非対称なデザインにすることで黒一色でもシルエットが変化が見られるようにしています。

日本の伝統である和装をデザインに取り入れていることもあり、まさに日本を代表するモードブランドの一つといえます。

デザイナーの山本耀司さんもとても格好良い人です。

 

 

 

 

 

 

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②COMME des GARÇONS【コムデギャルソン】

 

COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)は、デザイナー川久保玲さんが手掛けているかなり前衛的なモードを発信しているブランドです。

Yohji Yamamotoと同様、日本を代表するモードブランドですが、コムデギャルソンは世界各地に店舗を展開しており、ワールドワイドなブランドでもあります。

 

 

 

ブランドヒストリー


コムデギャルソンもパリコレデビューをしたのは1981年で、Yohji Yamamotoと並び、黒を基調とした服のコレクションを発表しています。

つまりは、この2つのブランドがモード=黒を印象づけたといっても過言ではありません。

 

 

 

ブランドポイント


コムデギャルソンの服は、複数の生地を縫い合わせたパッチワークのものや華美な装飾を施されたもの等があり、他のブランドでは見られないデザインの服が多いです。

また、素材や縫製、生産工場も日本製にこだわるといった特徴もあります。

コムデギャルソンはラインによってはアイコニックでかわいらしいデザインの服もあるので、モードにもカジュアルにも着こなしたいという方にはお勧めのブランドです。

 

 

 

 

 

 

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RICK OWENS【リックオウエンス】

 

RICK OWENS(リックオウエンス)はフランスのファッションブランドで、モードとストリートを掛け合わせたモードストリートなスタイルで有名です。

商品の金額も高価なため、ラグジュアリーストリートとも呼ばれています。

 

 

ブランドヒストリー


設立は1997年と歴史としては若いブランドになりますが、世界的に注目されているブランドです。

また、デザイナーはアートについても教養があり、芸術を感じさせる服も多くあります。

 

 

 

ブランドポイント


特徴はアシンメトリーなカッティングとタイトなシルエットのデザインで、ストリート感を漂わせた服が多いです。

プリントのデザインだけではなく、配置や色遣いにも注目してみると面白いです。

少し詳しくなると、見ただけでリックオウエンスを着てるなと分かるぐらい独創的なデザインとなっています。

 

 

リックオウエンスジオバスケットシューズ

出典:https://rakuten.co.jp

 

こちらはリックオウエンスの中でも人気を誇るジオバスケットシューズ(通称ジオバス)です。

ベースにはバスケットシューズを用いて、シュータンを長くしているのが特徴です。

このようなスポーツのアイテムを上手くモードに落とし込むことで、リックオウエンスならではのスタイル、モードストリートの世界観になります。

 

 

 

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◇◆独特のモード雰囲気を出せる【オールブラックコーデ集】

 

さて、黒=モードとなった理由について触れてきましたが、ここからはオールブラックコーデの魅力は何なのか、どうしたらモードな着こなしができるのかについてお話していきたいと思います。

 

ポイントさえ押さえれば取り入れやすいコーデなので、ぜひ真似してみてください。

 

 

①オールブラックの利点

 

まずはオールブラックの利点についてお話します。

筆者も黒色の服を多く持っており、実際に着てみて感じることもあるので、以下にまとめてみました。

 

◇オールブラックのメリット

・スタイルが良く見える

・トータルコーディネートが簡単

・雰囲気を出しやすい

・プチプラでも高く見える

 

ざっくりまとめるとこんな感じです。

全身のコーディネートが簡単かつ黒は縮小色なのでスタイルもよく見えます。

そして、色を統一するだけでもかなり雰囲気を出すことができるんです。

黒は落ち着いた印象や大人っぽさを演出してくれますね。

 

また、シンプルなデザインのものでは値段を想像しづらい上にブランドの特定も難しいです。

なので、ヨウジヤマモト+ユニクロといった組み合わせでも違和感なく着こなすことができるのもオールブラックの強みです。

 

 

②オールブラックコーデのポイント

 

では次にオールブラックコーデのポイントについてご説明します。

先ほどお話したように利点の多いコーデにはなりますが、1歩間違えると単調な服装に見えてしまいます。

そこで、大事なのが素材選びとシルエットです。

 

スタイルの素材について

 

コットン、リネン、ウール、ポリエステルと色んな種類の素材があると思いますが、それぞれ肌触りや性質に特徴があります。

そして、見た目も違うんです。その中でも特に一番わかりやすいのは光沢感です。

 

 

 

上の写真は黒を基調としたスタイルですが、単調には見えません。

それには素材使いが影響しています。例えば2枚目の写真は、ジャケットはコットン、ベストはウール、パンツはリネンとアイテムごとに素材を変えています。

それにより、光沢感の違いから光と影のコントラストが生じ、メリハリのあるスタイルとなっています。

オールブラックコーデをする上ではもっとも大切なポイントなので、覚えておいて損はないです。

 

次の項目からはシルエットについて触れていきます。

 

 

◇◆空気を纏うようなビッグシルエット

 

①押さえておきたいビッグシルエットのポイント

 

近年のモードといえば、ビッグシルエットが主流です。

トップスもパンツも大きめのサイズの服を着て、生地の動きや重ね着を楽しめるのが特徴的なスタイルになります。

 

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しかし、ただ大きいサイズの服を着るだけだと野暮ったく見えてしまいます。

そこで、気をつけていただきたいのがトップスとパンツのサイズ感です。

下の写真はビッグシルエットのコーデになりますが野暮ったい印象は受けません。

 


 

これはAラインシルエットを意識しているからです。

Aラインシルエットとは、文字通りAのようなシルエットのことでトップスは細め、パンツは太めのスタイルのことです。

このスタイルはバランスが良く、取り入れやすいのが特徴です。

 

これと反対のスタイルがトップスが太め、パンツが細めのYラインシルエットです。

 


 

このA、Yのシルエットを意識するとただのビッグシルエットではなくなり、コーデがまとまります。

 

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②レイヤードの重要性

 

レイヤードとは?

レイヤードとは服を重ねていくことをいいます。つまりは、重ね着のことです。

モードブランドの多くはこのレイヤードを上手く活用しています。

 

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これは百聞は一見に如かずなので、まずはスタイルを見ていきましょう。

 

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こんな感じで服を着こんでいくことで、黒で統一したコーデでもシルエットに変化ができます。

このレイヤードが上手くなると一気にお洒落に見えるので、様々な組み合わせを試してみて下さい。

 

 

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◇◆タイトシルエットで作るモードコーデ

 

①身体のラインを強調する美しいモードスタイル

 

ビッグシルエットとは対極の存在がタイトシルエットです。

身体のラインを強調させたシルエットは60年代、70年代に流行しました。

クリスチャン・ディオールやイブ・サンローランが一世風靡していた時代です。

このスタイルは、Iラインシルエットといい身体に沿った綺麗なシルエットが特徴的です。

では、実際に見ていきましょう。

 


 

Iラインシルエットは比較的簡単なスタイルなので、すぐに取り入れることができます。

モードの入りとしてはお勧めのスタイルです。

 

 

②もう一つのIラインシルエット

 

前述したようにIラインシルエットは身体に沿った美しいシルエットが特徴的ではありますが、それとは別に全てを太くする手法もあります。

身体のラインを強調できるのはIラインシルエットならではの強みではありますが、太×太の組み合わせも覚えておくとコーデの幅が広がります。

 

 

 

2パターンのスタイルを楽しめるのはIラインシルエット最大の特徴ともいえますので、ぜひ覚えて活用してみてください。

 

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◇◆モード入門におすすめブランド3選!

アパレルショップ

 

ここまではモードファッションの歴史やコーデについて解説してきました。

その上で「モード系の服は高そう」と思われている方もいるのではないでしょうか?

 

でも、そんなことないんです!

お財布には優しい上にしっかりトレンドも取り入れているブランドは存在します。

筆者も購入経験があり、実際に良かったと感じたブランドを2つご紹介していきます!

 

 

ブランド①:HARE

 

ブランド:特徴


HARE(ハレは日本のブランドで、モードやストリートスタイルを得意としています。

「値段が手頃で、お洒落・着回しがきく・品位がある」をコンセプトにしており、トレンドに乗っ取った服作りをしながらも価格帯は安価という一石二鳥なブランドです。

 

 

駅ビルやPARCOなどのショッピングセンターに店舗を構えているため、足を運びやすいのもHAREの良さです。

1からモードファッションを始めてみたいという方にはお勧めのブランドなので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

ブランド②:Unrelaxing

 

ブランド:特徴


Unrelaxing(アンリラクシング)は、オーバーサイズの服が多く、ビッグシルエットのようなゆるいモードから始めてみたいという方にお勧めのブランドです。

アウターで3万円前後、トップスで2万円前後、パンツで1万円前後と価格帯も安価です。

基本的にはネットでの販売が中心のため気になる方は、ぜひ調べてみてください。

 

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ブランド③:Dulcamara

 

ブランド:特徴


少し読み方が難しいブランドですが、Dulcamara(ドゥルカマラ)と読みます。

ラテン語の「Dulcis (甘い)」「Amarus(苦い)」を組み合わせた造語ですが、そこには甘いや苦い、男性や女性といった対極にある存在に囚われることなく服作りをするという思いが込められています。なので、ドゥルカマラの服はユニセックスでゆったりとしたシルエットが特徴的です。

 

 

また、アイテムによってはモードにもカジュアルにも着こなすことができるため利便性が良いです。

余所行きシリーズなど毎シーズン定番で展開されているものもあり、シンプルで着やすい服が多いのでお勧めです。

 

 

 

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◇◆結局モードの定義とは?

 

ここまでの解説で、モードについて何となくはご理解いただけたでしょうか?

今回この記事では、「モード=黒」について詳しく触れたつもりです。

そして、みなさんには少なからずその印象が残ったと思います。

 

でも、実は「モード=黒」は正解でもあり、間違いでもあると言えます。

ここからの解説は諸説あり、私の考察も含めるので軽く受け止めてもらえば大丈夫です。

 

 

“mode”はフランス語で流行という意味を持っています。

ですので、「モード=流行」が正しい捉え方になります。

 

では、現代のモードが黒と印象付けられているのはなぜでしょうか。

それは現代のモードを牽引するブランドが黒を用いることが多いからです。

 

 

冒頭で解説したYohji Yamamoto、COMME des GARÇONS、RICK OWENSなどのブランドは黒を用いた服を作ることが多いです。

そして、パリコレクションで発表するたびに注目され、その情報は瞬く間に世界へ拡散されます。

また、情報の発信源である各ファッション誌やメディアの報道を見ていただけると分かりやすいですが、「モード=黒」と捉えてしまうような記事が多いです。

 

これはメディアを非難しているわけではなく、単に現代は「モード=黒」の印象が強く、流行っているという事実が存在しているだけです。

 

シルエットについて解説した際にも触れましたが、タイトシルエットが流行していた60年代、70年代はクリスチャン・ディオールやイブ・サンローランがモード界を席巻していました。

80年代、90年代にはいるとYohji YamamotoやCOMME des GARÇONSが当時の価値観を壊し、新しいモードを生み出しました。

 

つまり、モードの捉え方は時代によって変化していくということです。

 

その時の流行や最先端ことをモードと呼ぶのです。

モードが黒と思われているのは現代だけで、今後はモードの定義が移り変わっていくかもしれませんね。

「モード=黒」ではなく、「モード=流行」が正しい解釈になります。

 

 

◇◆モードファッション【まとめ】

 

いかがでしたでしょうか。

今回はモードについて色々とお話しさせていただきました。

 

先ほどの項目で触れたように、モードの価値観は時代と共に変わっていくものです。

「モード=流行」と定義するのが正解といえます。

様々なブランドが作り上げてきたモードの世界は奥深く、知っていくほど面白いものです。

 

しかし、最後に私が伝えたいのは流行が全てではないということです。

自分が好きなものを長年着続けることや不変的なものを愛し続けることができるのもファッションの魅力です。

”好きなものは好き”という感覚は残したまま、個性が発揮できるファッションの世界を存分に楽しんでいただければと思います。

 

さて、話がそれましたが、今回の記事を読んで少しでもモードの魅力が伝われば幸いです。

モードファッションは、今からでもすぐに始めることができるので気になる方はチャレンジしてみてください。

 

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みーや
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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