【60’sレディース】1960年代を紐解いて作るレトロファッションコーデ集!

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レトロファッションと一口に言っても、その時代によって様々な特色を持っています。

以前50sレトロについて記事を書きましたが、1950年代を簡単に表すなら「クラシックで上品」をテーマとしています。

 

1950年代レトロファッションを知りたい方、ぜひこちらをご覧ください!

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そんな時代から少し進んだ1960年代。

長くつらい時代が明けて、女性らしいラインや布をふんだんに使ったファッションが流行したのが特徴でした。

その時代背景とも密接しているファッションは、その時代がどんな時代だったかを知ることで見えてきます。

 

 

では、具体的に1960年代とは、一体どのような時代だったのでしょうか?

ここではその時代とともに、流行したファッションとその魅力。そこから今にかけて楽しめるコーディネートなどをご紹介していきます。

 

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◇◆1960年代という時代

 

1960年代といえば、ベルリンの壁設置やアポロ11号の月面着陸などが印象的ですよね。

WW2の終わりから15年。

人々の生活はもちろん、産業や文化が新しい時代へ向かって凄まじい速さで、でも確かに移り変わってゆく激動の時代でした。

 

 

ファッションがめまぐるしい60年代?

 

50年代から再開し盛り上がりを見せていたオートクチュールでしたが、アメリカの大量消費の波がヨーロッパにも流入。

その影響から、ファッションはオートクチュールからプレタポルテへ移り変わって行きます。

 

高級仕立て服であるオートクチュールはオーダーを受けてからひとつひとつを職人の手で仕立てる一点ものであることが特徴ですが、プレタポルテは同じ型紙、布を使用して同じ服を複数仕上げる、既製服のことを指します。

とは言っても、この時初めて既製服が生まれたというわけではなく、すでに既製服の概念はありましたが、それまであまり良いイメージは持たれていませんでした。

 

 

しかし、アメリカのスタイルが流れ込んで来ると同時にプレタポルテのメーカーが次々と生まれ、質の良い既製服が世に出されていくうちにオートクチュールは衰退。

さらにはイヴ・サンローランなどの有名ブランドが既製服を発表したことで、プレタポルテは高級既製服として浸透し、ファッションの主流となっていきました。

 

 

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■60年代はミニスカートが大流行

 

ニュー・ルックを始めとしたウエストを絞り、フィットさせた上半身からふんだんに布を使って裾を豪華に広げた、曲線的なフィットアンドフレアが主流だった50年代と比べて、60年代は直線的なボックスラインやミニスカートが流行しました。

 

イギリス、ロンドンの若者から始まったミニスカートの若々しく活発なスタイリングは、パリのオートクチュールにも浸透。

有名デザイナー手がけるオートクチュールからプレタポルテへ移り変わる中で、その波はさらに広がっていったのです。

 

 

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◇◆ミニスカートを使った60年代レトロコーデ集

 

そんな60年代に大流行したミニスカート。

今では当たり前にコーディネートへ取り入れられていますが、少し工夫をするだけで60sレトロを思わせるコーデに仕上がっちゃうんです!

 

 

★レトロなミニスカートコーデ

出典:https://rakuten.co.jp

 

コーデポイント


特別なアイテムを使わずに60sっぽいレトロさを演出したいなら、シルエットやデザインを意識することが重要!

フレアなどの広がったスカートではなく、タイトからセミタイトのシルエットを選ぶことで、60sっぽいレトロに近づくことができます。

控えめなペプラム大きめのボタン、ラインのあるデザインはポップな印象になるので、レトロ感を取り入れやすいアイテムとして大活躍しますよ。

 

 

 

★ミニスカートとブラウスの組み合わせ

出典:https://rakuten.co.jp

 

コーデポイント


スカートのデザインが可愛すぎると恥ずかしいという方は、大人しめの台形スカートにレースやニットのブラウスを合わせてみると良いかも。

デザインのきいたレースのブラウスの下にインナーを合わせることで、トレンドでもあるレイヤードを取り入れられるのが嬉しいですよね。

 

全体的な色味を抑えることで、派手になりすぎないレトロコーデの完成です!

レトロっぽいアイテムである、カチューシャソックスブーツの色を合わせると統一感も出るのでまとまったコーディネートになります。

 

 

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★ワンピース一枚でもレトロに!

出典:https://rakuten.co.jp

 

コーデポイント


ミニ丈のワンピースが一枚あれば、簡単にレトロコーデが完成します。

こちらもスカート同様、裾が広がりすぎないタイトやセミタイトを選ぶのが重要!

ボックス型だけでなく、Aラインのミニワンピースも60sレトロっぽさを演出できます。

ドットのシースルー素材がワンピースの上にかかっているので涼しげな印象に加えて、胸元の切り替えと袖口のフリルがレトロ感を引き立てるコーデに。

 

 

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◇◆宇宙っぽい!?色や柄で60sコーデを作る

 

60sレトロを語る上で大きなポイントとなってくるのが、そのポップなカラーや目を引く幾何学模様です。

1950年代から1960年代にかけて流行したポップアートの色彩、ファッションに落とし込まれたモンドリアン、アポロ11号を皮切りに起こった宇宙ブーム。

アートや文化はファッションとも密接に関係していました。

 

 

■50年代から続く色使い

 

50sレトロのお話でもあったように、原色に近い鮮やかな色や深みのある濃い色の流行は60年代にも続きます。

それに加えて、対照的な2色を組み合わせたバイカラー配色も主流に。

ポップアートのような鮮やかな配色のファッションも多く見られました。

 

 

★フルーツを想像させるポップさ

 

ポイント


明るいビタミンカラーと、対になるような色の組み合わせが瑞々しくポップな印象に。

色のトーンを合わせることで、対照的な2色でもまとまりのあるコーデに仕上がります。

特にオレンジやイエローを取り入れると元気で明るい雰囲気に!

あっという間に60sコーデの完成です。

 

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★直線から曲線までレトロに仕上げる

出典:https://rakuten.co.jp

 

コーデポイント


幾何学模様のプリントを必ずしも取り入れなければならない、というわけではありません。

直線や曲線の使い方は様々で、インナーとワンピースに分けても面白いですよね。

鮮やかなオレンジをインナーに持ってくることで強くなり過ぎず、淡い色を表面に押し出すことで柔らかい雰囲気になります。

 

 

 

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◇◆春から夏へ!【60sコーデはとってもかわいい】

 

ミニスカートを中心にご紹介してきた60sレトロ。

スカート丈だけではなく、ビタミンカラーなどの鮮やかな色使いが得意な60sファッションは、実はこれからの季節にぴったりなんです!

 

 

★ビビットカラーで元気いっぱい

 

コーデポイント


すっきりとしたラインのアイテムでも、ビビットカラーを選べば一枚でも主役級コーデに。

同じ色で作られた、ころんとしたくるみボタンや少し立ち上がった丸みを帯びた衿元がポイントになるのもかわいいですね!

1色だけが不安なら、ライン入りや別の色で切り替えのあるデザインでもレトロ感が楽しめます。

 

 

★くすみカラーでトレンド感を

出典:https://rakuten.co.jp

 

コーデポイント


ビビットカラーを取り入れるのには勇気がいる!という方は、くすみカラーがおすすめです。

トレンドにもなっているくすみカラーで今っぽさを取り入れつつ、アイテムの形や小物でレトロっぽさを引き出して。

 

 

 

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出典:https://rakuten.co.jp

 

アイテムポイント


小物はつるっとしたアクリル系のアクセサリーを使うと、一気にレトロに!

大ぶりなものを選ぶとグッと60sレトロ感が生まれます。

 

 

 

★ニット素材でこなれ感を

 

コーデポイント


ニット独特の柔らかな素材感とパステルカラーとは対照的に、ポロシャツ風のネックラインと、ラインのように引かれている配色がレトロっぽさを演出。

広がりすぎないシルエットとミニ丈が60sファッションのレトロ感とマッチしています。

トップとボトム部分で生地のデザインが異なっているのもポイント。

 

 

★スカートだけじゃない60s
出典:https://rakuten.co.jp

 

コーデポイント


ミニスカートだけでなく60sファッションを楽しめるアイテム、ベルボトム。

大流行はもっと後の時代になるのですが、その名前の通りベルのように裾広がりになっているシルエットが、レトロでとってもかわいいんです!

トップスをノースリーブやキャミソールで合わせれば、夏でもパンツスタイルのレトロコーデが完成しちゃいます。

 

 

 

◇◆一度は聞いたことがある?【60年代の華】

 

一度は聞いたことがあるようなワードやファッション、アートが1960年代にも沢山あるのをご存知でしたか?

そんな華々しい60年代のファッションやそのアイコンをご紹介します。

 

 

■モンドリアンとイヴ・サンローラン

オートクチュールからプレタポルテへとファッションが流れていく中で、プレタポルテが高級既製服として浸透したことに大きく影響したのが、イヴ・サンローランなどの有名ブランドの既製服の発表。

そのイヴ・サンローランの代表作とも言えるのが「モンドリアン・ルック」です。

抽象画家であるピート・モンドリアンの作品を、ボックスラインのワンピースにそのまま投影したかのような作品は、その大胆な配色、無駄のないシンプルなラインと装飾性の低さで、当時とても注目されました。

 

 

■マリー・クワント

マリー・クワントといえばコスメを思い浮かべる方が多いと思いますが、実はミニスカートを大流行させたブランドでもあるんです。

ミニスカートはロンドンの下町で若者に多く着用されていた服で、マナーや上品さを重要視していた当時では、なかなかに反抗的なファッションでした。

そんなファッションを導入した途端、イギリスを中心にミニスカートが大流行。

アメリカやフランスのブランドや有名デザイナーが次々と発表し、瞬く間に60年代を代表するファッションアイテムとなったのです。

 

 

 ■ロンドンとツィギー

そんなミニスカートが大流行した中心地であるロンドンでは「小枝」という愛称のモデル、ツイッギーが一世を風靡しました。

すらりとした華奢な体に、ミニスカートというビジュアルは当時の女性の憧れの的。

ミニスカートの女王と呼ばれるほど、60年代ファッション、ミニスカートのアイコンとして今でも親しまれています。

 

 

パリジェンヌのように凛とした可愛らしい大人の女性の為に。
自分を美しく見せてくれるお洋服を提案するファッションブランド。

 

◇◆60年代ファッションが手に入る!【おすすめブランド集】

 

このブランドをチェックすれば、レトロコーデをさらに楽しめること間違いなし!

60年代ファッションをそのまま再現できるブランドから、令和にぴったりのほんのりレトロ感が手に入るブランドをご紹介!

 

 

ブランド①:starblinc

 

ブランドポイント


スターブリンクは「レトロで宇宙的 懐かしいのに未来的」をコンセプトにした、まさに60sレトロをデザインの中心としたブランドです。

ミニスカートやベルボトムのアイテムが豊富で、ポップなカラーと曲線の切り替えや幾何学模様が60年代のレトロ感を表現しています。

その中でも色のトーンや配色のバランスが古臭くなく、むしろ現代のファッションの雰囲気に合うような未来的な印象も受けるので、一枚で60sコーデが完成しちゃいます。

 

 

 

ブランド②:Darich

出典:https://rakuten.co.jp

 

ブランドポイント


ダーリッチは「お洋服でトキメキと感動を」というコンセプト。

そのコンセプトの通り、見ていて胸がときめくような可愛らしいアイテムが多いブランドですね。

レトロをコンセプトにしているわけではないのですが、アイテムの所々にレトロライクなシルエットやデザインがあるので、今っぽい空気感を残しつつレトロを取り入れてみたい方におすすめです!

 

 

 

ブランド③:SLY

出典:https://rakuten.co.jp

 

ブランドポイント


スライはモードでありながら、レトロな雰囲気をどことなく感じるブランドです。

ひとつひとつのアイテムが洗練されていながら、シンプルさの中にどこかひと癖のあるデザインがコーデの中心に。

アクセサリーも展開しているので、トータルコーディネートも叶っちゃいます。

カラーもレトロファッションに取り入れやすいものが多いので、コーデを組むのも楽しいですね。

 

 

 

 

◇◆60sレトロファッションコーデ【まとめ】

 

いかがでしたでしょうか。

時代の流れを辿るようにファッションの移り変わりとその背景にある歴史を辿ることで、より理解が深まるのが面白いですよね。

 

50年代に引き続きご紹介した60年代ファッションは、映画や紙面の中だけでなく、令和でもファッションとして楽しめちゃうんです。

当時に想いを馳せながら、現代で60sレトロコーデにトライしてみてはいかがでしょうか?

 

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みーや
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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