アパレル業界で働く上での下積みや苦労って?店長やエリアマネージャーを目指す人必見!

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ハンガーにかかった洋服

 

そもそもアパレル業界で働くには下積みがあるの?

アパレル業界を目指している方、アルバイトでショップの売り場に入ってみたいという方、入社してからの下積み時代とはどういったものなのか気になるかと思います。

私も高校時代のアルバイトでは最初に売り場担当へ配属、卒業後は売り場以外にも色々な研修を受けてきた結果、複数店舗のマネージャーにまでキャリアを持つことができました。

 

今回はそんな実際の経験をなぞってお話しをしていくので、参考にしてもらえると嬉しいです。

 

まず結論から言うと、下積みといったものはありません。

 

基本的な素材や形、働くブランドの特徴などを勉強していく事はありますが、下積みといわれるような期間は特に設けられていませんでした。

どちらかと言うと、「こういう事がしたい」などの考えを持っている人が、中心となって店舗を回しているのが現状です。

なので、年齢は関係なく見た目が若い人でも実は店長だったりする事はよくあります。

 

スキルを積み上げる

 

私が入社したばかりの時は、まず検品作業や取り扱いブランド、商品知識を覚えないと店頭に出る事ができませんでした。

着たい服も先輩が先に欲しい時は購入を譲るのが当たり前でした。

そういうアパレルの時代を知っている社員は、年々減ってきているのが現在のアパレル業界です。

 

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◇◆苦労(大変)する事はあるの?

苦労してる男性

 

ここでは実際にどういった苦労が新人の頃に多くのしかかってくるか、何パターンかで解説していきます。

 

 

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■現場の仕事は常にプレッシャーとの戦い

天秤

 

常に誰かに見られているプレッシャーがあります。

 

基本、店頭に出ているスタッフは店長に何かしらの役割を与えられて、接客活動をしています。

 

その中でも、店舗の中では同じ仲間も同じように接客をしています。

そういった空間の中で店長はスタッフに対して、決められた対策(取り組み)を実践しているか確認のため、多少なりのプレッシャーをかけています。

 

店舗内にいる同じスタッフも、他のスタッフを意識するように、常に誰かに見られている感覚はあります。

お客様も並んでいる服以外に、店内にいるスタッフの着こなしをチェックしているのも一つです。

 

常に誰かに見られているそのプレッシャーは、入社時は特に違和感を覚えると思います。

 

 

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■自ら決めた時間内で効率よく作業をこなす

時間マネジメント

 

スタッフは接客以外にも、見えないところで「担当業務」というものが存在します。

出勤をして売り場に立って接客だけをして退勤するスタッフというのは、なかなかいません。

楽しそうに接客をしているスタッフは必ず店舗内で任された役割を、決められた時間でこなし、店頭の時間と作業する時間を分けるということをしています。

 

それは主に店長がスケジュールを決めるか自ら設定するか、やり方は様々ですが、店舗の作業における検品・出荷作業・商品撮影・商品整理・取り寄せ対応・掃除と、書き出せないくらいの業務が実はあります。

 

中にはいろいろな業務をして、キャパオーバーになって仕事のリズムが崩れるスタッフもよくいます。

 

 

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■モチベーションの維持(笑顔やマインド)はとても大変

笑顔の男性

 

お客様がお店に入った時、スタッフは基本笑顔で挨拶をしてくれると思います。

その笑顔の裏には仕事で辛いことだったり、人間関係で悩んだりと考えていることは必ずあります。

 

そういった中でも気持ちを一定に保ち、お客様に対しての良いサービスができるようにスタッフは努力しています。

 

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■自分だけの仕事じゃない後輩の指導

落ち込む女性と励ます女性達

 

入社してしばらくすると必ずみんなが悩むのが、後輩の育成や指導です。

 

育成とは決められた機関の中でどのようにその後輩がステップアップをするかというのを計画し、自分がその計画に沿って行えるように育成プログラムを管理していきます。

指導とは、その後輩の癖や店長からの要望に対して、常に声がけをし、行動や言動を修正していく事です。

 

文字ではとても簡単に書き出せますがお互い人間同士、基本うまくいかない事がほとんどです。

先輩側も色々な事を求めてしまうし、後輩側も自分のペースがありながらも先輩のペースについていこうと必死になって疲れていくケースが多くあります。

 

 

■個人売上目標ってあるの?

日程管理

 

みなさんが一番気になっている部分である、個人の売り上げ予算というものがあるのかどうか。

ブランドによって、個人予算の有り無しは様々です。

 

①個人予算レベルを重視した接客→頑張り次第では昇給・昇格が早い

②個人予算がないお店はチームで売り上げ対策や店舗の数字を取っていくスタイル→年功序列

 

私が働いていた所は前者になります。

月の予算は750万~がほとんどでした。平日では20万以上、週末やイベントでは40万以上の予算を組まれていました。

 

ブランドごとの客単価にもよりますが個人で上記の予算を取っていく事はとても大変なことであり、先ほど話した内容にもあるように一日ずっと店頭にいるわけではないので、限られた時間の中でその予算を日々取っていくプレッシャーというのはとても大変なものです。

達成したときの喜びや充実感を感じたい人にはお勧めですが、マイペースな方はあまりお勧めではないです。

 

 

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◇◆働く上での悩みや職業病みたいなものはあるの?

アパレルショップの店内

 

こちらでは、実際にプライベートに深く影響してしまった職業病を何個か紹介しておきます。

 

 

①浪費癖がつく(欲しい物の要求が我慢出来なくなる)

ショッピングをする女性2人

 

アパレル業界で働くと確実に金銭感覚はおかしくなります。

私の経験上、常に人からお洒落と言われたかったので、新作や限定ものの商品はスタッフとして取り入れていきたい気持ちが人一倍強くなっていました。

 

今手に入れないともう手に入らないという気持ちが強くなり、どうにかして買う日々が続いていました。

それは休みの日でも、たまたま出かけたショッピングで家具や雑貨・自分の趣味のものを見た時に、「今必要かどうか?」という考えにはならず、欲しいという気持ちのまま買うという浪費癖がついていました。

 

今は反省してだいぶ抑えれるようになってきましたね(笑)

 

 

②接客疲れは間違いなくする

アパレルショップの店内

 

毎日初めて声をかけるお客様と関係を築くために、所作・言葉遣いを考えながら接客をしています。

時には無視されることもあったり、購入に繋がらないケース、クレームになるケースと、様々なリスクと隣り合わせで接客をするというのは気疲れするものであり、心の病気にも繋がりやすい部分があります。

お客様以外にもスタッフ同士のコミュニケーションなどで疲れることもあります。

 

 

③他ブランドとの競争疲れはつきもの

洋服を選ぶ女性

 

お店の中で営業していくのにも、他のブランドとの関わりも必要になってきます。

なぜなら他のブランドで何が売れているかの動向をリサーチするというのが、毎日もしくは週に一回あります。

そのデータを本社に送ったりしているので、何かイベントや入荷情報などの競合リサーチが必要になってきます。

 

自分が所属しているブランドの名前を背負って、そのブランドのお店に立ち入るということなので、聞くだけ聞いてありがとうございました。という形にはあまりならないです。

相手のブランドもこちら側に対して聞きたいことがあるのがほとんどです。

 

なので競合リサーチに行く場合は何か聞かれても答えられるように、数字や売上動向、イベント、入荷情報などのデータを持っていくことが必要です。

何も知らないでは通用しないので、お客様とは違う対応疲れというのも出てきます。

 

 

◇◆アパレル業界の苦労とは【まとめ】

アパレルショップの店内と店員

 

いかがでしたでしょうか。

アパレル業界で働くというのはみなさんが見ている側面はほんの一部であり、見えないところでプレッシャーや悩みを持って笑顔で接客をしています。

 

私がマネージャーの時は下のスタッフに、接客の中で大切にしてほしい部分を伝えていました。

私たちはお客様にこちらが何か苦労している側面を見せるのではなく、むしろそれを感じさせないことが大切です。

お客様は服を見たい・買いたいという目的があって来店しているので、そのお手伝いを自分たちがしているだけなのです。

 

笑顔の女性

 

あと笑顔と元気は1番必要ですね。

 

お店の接客や雰囲気など様々なコンセプトはありますが、やっぱり覇気が感じられないお店の空気は悪いものです。

これからアパレル業界に進んでいこうとしている方は苦労や大変なこと、壁に突き当たることは数多くあると思いますが、好きなファッション現場で働ける楽しさ、喜びを自分の中で1つでも多く見つけてみてください。

 

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みーや
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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>「ファッションはすたれるが、スタイルは永遠だ」 ―イヴ・サンローラン

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