役職も上がり、部下もできた…。
30代~40代とは、そんな立場の方が多いのではないでしょうか。
それに伴い責任も増えてきます。そんな時に、こんな疑問をよく耳にします。
「どんなスーツを着るべきだろう…?」
「若い時と同じスーツじゃダメだよな…」
無地のスーツや細すぎるスーツなどは、やはり若手なイメージを持っている方は多いです。
不思議なことに、こういったスーツは若い方にはよく似合う方が多いですが、逆にご年齢が上がった方が着ると、違和感が出る場合があります。
一概には言えませんが、やはり“年齢・立場相応のスーツ”というものはあります。
この記事では、“信頼感あふれる大人のスーツ”を選ぶコツとおすすめブランドをご紹介します。
ビジネスシーンに欠かせないスーツ。何となくスーツを着ている男性も多いでしょうが、男性のスーツ姿にときめく女性は実はとっても多いです! あなたのスーツ姿も知らな[…]
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◇◆30~40代男性がスーツを選ぶポイント
やはり大人な印象のスーツには、そう見える理由があります。
そのポイントさえ押さえることが重要です。
ポイントは大きく分けて三つ!
順番に解説していきます。
①「立場」にあわせて相応しいスーツを使い分けて
まずはスーツの良し悪し以前の基本の部分、“TPOに適しているか”です。
社内での立場が上がったとはいえ、社外に出ると話は別。
例えば、もし社外の自分より目上の方と会う場合は、派手なスーツよりもやはりシックなデザインのスーツのほうがふさわしいですよね。
逆にパーティシーンなどでは、地味すぎるスーツだと浮いてしまうことも。
お祝いの場面では華やかな装いをすることがマナーの場合もあります。
いくらシルエットが落ち着いていても、どれだけ高級なスーツでも、着用シーンに適していなければ何の意味もありません。
スーツを選ぶ際のもっとも基本の部分になりますが、“着用シーンに相応しいかどうか”はいつでも忘れないようにしましょう。
今回はTPOとファッションについてお話ししたいと思います。 ところで、皆さんはいつ洋服を買いますか?私は普段着なら特に欲しいものがなくても、季節の変わり目ごと[…]
②こだわるべきは「シルエット」と「生地」
次に、信頼感を演出するために重要なポイントは「シルエット」と「生地」です。
順に解説します。
近年、かなりタイトなスーツが流行していましたが、細身のスーツは若く見られることが多いです。
ですので、適度にゆとりを感じさせるシルエットのものがおススメです。
細かいポイントは、下記の通り。
①着丈・袖丈:短すぎないものを
②ラペル(ジャケットの襟部分)の幅:標準~やや広め
③パンツのシルエット:細すぎず、ゆるやかにテーパードがかかったもの
これらのポイントを押さえると、大人の余裕がシルエットから演出できます。
ただし、注意点があります!
それは、“ただサイズを上げれば良いわけではない”ということ。それではだらしなくなってしまいます。
また、同サイズでも全体的に幅広につくられたスーツもあり、それだと“アダルト感”が強くなります。
もちろん、体型がスリムな方だと細身スーツでも違和感なく着ることができる場合もありますし、逆もしかり。
これらのポイントは、あくまで一つの指標です。
試着をして店員とよく相談し、自分の体型に合っているかも確認してください。
ビジネスマンにとっての必須アイテムといえばスーツですよね。最近はカジュアル化の傾向もみられますが、まだまだビジネスシーンではスーツの着用率は圧倒的に高いです。 […]
「生地はスーツの命」といわれるほど、スーツの印象を変えるポイントです。
上級者な印象を出すには、いくつか方法があります。
①:シンプルな生地なら、適度に光沢のあるものを選ぶ
②:少し大きめの柄を選ぶ (例:チェック柄、ウインドウペンなど)
③:素材感の強く出るものを選ぶ(例:起毛素材、麻混素材、コーデュロイ素材など)
最もポピュラーなのは“光沢感のある生地”です。
とても上品な印象を周囲に与えることができ、あなたをより折り目正しい印象に見せてくれます。
また、若手時代には着ることができないような“柄物”を選ぶのも一つの方法です。
やはり、分かりやすく雰囲気を変えてくれます。
そして、何種類もスーツを持っているという方は、“素材感”が強く出る生地を選ぶと良いでしょう。
一着持っているだけで、着こなしのバリエーションがさらに広がります。
「季節感」を演出できるのも嬉しいポイント。
起毛素材やコーデュロイ素材だと秋冬シーズンにピッタリですし、麻混のスーツだと夏場でも軽やかに見せることができます。
新卒の社員は研修、大学生は面接、説明会、インターンなどがいよいよ再開するようになってきました。エンジニアなどの職種の方は、今の服装で本当に大丈夫でしょうか? […]
③年代・役職別 おススメ価格帯
ここでは、実際に価格はどれくらいのスーツが良いのかを簡単に整理します。
やはりここでも、“TPO”が重要です。
安すぎるスーツだと会社の看板を背負う上でよくないこともあります。
逆に目上の方よりも高価なスーツだと、嫌みに捉えられる場合も…。
適度な価格のものを選びましょう。
■30代前半・中堅職:5万円~8万円
■30代後半~40代前半・管理職:9万円~12万円
■40代後半・部長クラス:13万円~
ざっくり目安ですが、これくらいの金額のスーツなら良い意味で一目置かれるはず。
ただ、年齢・役職問わず、勝負所ってありますよね。
支店の業績を左右する取引、他社との競合コンペ・プレゼンなどなど…。
そんな時には、上記の目安よりもワンランク上のスーツを選んでもいいと思います。
大事なのはTPO、場面に相応しければ、あえて背伸びした金額のスーツを選ぶのもアリでしょう。
それが自信につながることもあります!
ファッションコーディネートでは近年“TPO”という言葉が使われるようになりました。 洋服選ぶ時にいつ・どこで・誰となどシチュエーションを意識しコーディネートすることは[…]
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◇◆勝負所で頼れるスーツを!【おすすめブランド6選】
【オーダースーツ3選】
まずは、オーダー専門店から3店舗、ご紹介します。
①Global Style
出典:https://www.global-style.jp/
ブランドポイント
近年、人気急上昇しているグローバルスタイル。
その魅力は何といっても生地の種類の豊富さです。
5000種類以上の生地からお気に入りの一着を仕立てることができます。
海外で老舗のメーカーから仕入れた“インポート生地”も数多く取り扱っているので、重要なビジネスシーンでも安心のスーツを仕立てられます。
https://www.global-style.jp/
シルエットも豊富な種類から選べるのも嬉しいポイント。
体型やテイストに合わせて、理想のスタイルを実現することができます。
②azabu tailor(麻布テーラー)
出典:https://www.azabutailor.com/
ブランドポイント
「麻布テーラー」は日本で歴史あるオーダースーツブランド。
1918年に「平野羅紗店」として創業、その後1999年に「麻布テーラー」としてスタートを切りました。
さすがは老舗のテーラー。国内の直営工場で生産・管理をしており、非常に品質にこだわっています。
こちらのオーダースタイルは“パーソナルオーダー”と呼ばれる形式です。
シルエットの異なる3種類のモデルがあり、そのモデルをベースにスーツを仕立てていきます。
パーソナルオーダーシステムにより、初心者の方でも気軽にオーダーに挑戦することができます。
出典:https://www.azabutailor.com/
生地はシーズンごとに3000種類以上。
迷ってしまいそうですが、スタッフから適切なアドバイスをもらえるので安心です。
採寸段階では身体の細かいクセに合わせて、ベースモデルから補正を加え微調整します。
お手軽なオーダー手法ながら、あなただけのスーツを仕立てることができるでしょう!
③UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S(ユニバーサル ランゲージ メジャーズ)
出典:https://www.uktsc.com/custom-order/
ブランドポイント
こちらは青山商事傘下の「THE SUIT COMPANY」から、“オーダースーツをつくる悦びを、すべての人に。”というコンセプトから生まれたブランド。
そのこだわりは随所に見受けられます。
例えば、「クラシック ディティールパック」という仕様を標準装備しています。
出典:https://www.uktsc.com/custom-order/
オーダースーツには、細部の仕様にたくさんの種類があります。
多くのオーダー店では、それらの仕様を一つ追加するごとにオプション料金が発生します。
この「クラシック ディティールパック」では、“袖口本開き”や“お台場仕立て”など、10種類の本格仕様を無料で装備することができます!
細部のディティールは、周囲と差をつける大事なポイント。
それが無料で手に入るのはとても嬉しいですね。
仕上がり納期も最短3週間と、他のオーダー店よりかなり早いのも便利です。
【既成・ブランドスーツ3選】
続いて既成スーツを取り扱っているブランドを3つご紹介します。
なお、これらの店舗でもオーダーの用意もありますが今回は、
・既製品でも問題ない体型の方
・オーダーほど時間をかけたくない/かけることができない方
といった方々に向けて、既製品に的を絞ってお話しします。
④五大陸
出典:https://gotairiku1992.jp/
ブランドポイント
こちらは日本初のスーツブランド。“日本発世界服”をコンセプトに、英国の伝統、フランスの華やぎ、イタリアの粋、アメリカの合理性を、日本の繊維によって仕立てることで、5つの異なる国の良さを取り入れたスーツを仕立てています。
その名の通り、世界中の優れた生地の産地から、最高の素材を集めています。
日本は尾州、イタリアのビエラ地方など、産地ごとに特色ある生地を選んでいます。
また、特徴ある生地を必要以上に飾り付けるのではなく、日本ならではの「引き算の美学」による洋服づくりを手掛けています。
「間」や「余白」を意識したスーツをまとうことで、どこか余裕のある佇まいを演出できるのも魅力。
出典:https://rakuten.co.jp
五大陸のスーツは、日本人の体型を研究し尽くして作られています。
なので、既製品でもコンフォートな着心地なのも人気の理由です。
日本人は骨格上、肩が前寄りになっている人が多く、海外ブランドだと窮屈に感じる場合が多いです。
五大陸のスーツで、海外の生地の良さと快適な着心地を体感してみてはいかがでしょうか。
⑤HUGO BOSS(ヒューゴボス)
出典:https://www.hugoboss.com/jp/men/
ブランドポイント
こちらは、1923年にドイツで設立された、歴史あるブランド。
厳格な国民性のドイツらしく、シックで洗練された雰囲気が最大の特徴です。
一見シンプルなデザインが多いものの、圧倒的な品質の高さにより、身にまとうだけで大人の風格・高級感を演出できます。
出典:https://rakuten.co.jp
時に「成功者のスーツ」と呼ばれることもあるヒューゴボス。
海外ブランドなので、購入の際にはサイズ感に注意が必要です。必ず試着し念入りに確認しましょう。
シルエットは大きく分けて3種類。
レギュラー・スリム・エクストラスリムの3種のフィット感から選べるほか、上下別サイズで購入できるセパレートスーツもあります。
⑥LARDINI(ラルディーニ)
出典:https://www.lardini.com
ブランドポイント
最後にこちら、「ラルディーニ」のご紹介です。
このブランドは、素材・生産・管理を完全にイタリアで行っているファクトリーブランドです。
この工場は、プラダなどの超有名ブランドの製造を請け負った経験もあり、非常に高い技術力を持っています。
出典:https://rakuten.co.jp
最近では取り扱っている店舗も増加し、流行の中心になりつつあるブランドですが、人気の1番の理由は“ジャケットの仕立て”にあります。
いわゆる“アンコン仕立て”と呼ばれる、肩パッドや副資材を付けない一枚仕立てで作られており、驚くほど快適に着用することができます。
それに加えて、高い技術力によって上品な印象も併せ持っています。
いままでの“アンコン仕立て”のジャケットは、リラックスしたカジュアル寄りのシルエットでした。
しかしラルディーニのジャケットは、ビジネスシーンでも問題なく着用できるほど美しい仕上がり。
一度着たら病みつきになるラルディーニのスーツ。手持ちに加えることで心強い味方となってくれるでしょう。
◇◆量販スーツ店もあり?【選ぶ際のコツと注意点】
ここまで、“勝負所で頼れるスーツ”、“信頼感を演出できるスーツ”、といった部分に重点を置いてご紹介してきました。
しかし、立場が上がったとはいえ毎日スーツを着用する方だと、着数を多く持たないといけません。
そんな方にとっては量販店のスーツも大事な役割を果たします。
最後に、30~40代の方が量販店でスーツを購入する際の注意点をお話しします。
★安すぎるものは要注意!あくまで基準は「信頼感」
量販店では、かなり低価格なスーツもあります。
そういったスーツは、
・作業が多くスーツへのダメージが気になる日
・天気が悪く、雨の中外出しなければならない日
などで着用することで、安心して仕事に励むことができます。
ただ、値段が安いのは確かに魅力的なことだと思います。
しかし見た目に安っぽさが出てしまっては、いくらお買い得でも賢い選択とは言えません。
冒頭でお話しした通り、最優先は“信頼感”です。
価格だけに惑わされず、素材や仕立てもきちんとチェックしてください。
日本の大手量販店なら、3万円以上のものならチープすぎる印象にはならないはず。
割引が複雑な場合もあるので、しっかりした判断基準をもって選びましょう。
★「機能性スーツ」で隙の無いワードローブを
出典:https://rakuten.co.jp
ポイント
前述のように天気や業務内容によって使い分けるのは、スーツを長持ちさせるうえでも効果があります。
さらに“機能性スーツ”を使いこなすことができれば盤石です。
例えば、上の2枚の写真はどちらも「ウォッシャブルスーツ」です。
天気の悪い日や、外回りで汗をたくさんかきそうな日にピッタリです。
また、出張で長時間移動する場合は、シワになりにくいスーツなどもあります。
ワードローブに加えることで、バリエーションを広げてみてはいかがでしょうか。
◇◆30~40代おすすめスーツブランド【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
重要なポイントをおさらいすると下記の通りです。
・着用するシーンにおいて、立場上相応しいスーツかどうか
・落ち着きや信頼感を演出できる「生地」と「シルエット」かどうか
・ブランドの特徴を理解したうえで、スタッフに相談して購入する
スーツの着こなしにはルールがあります。
これらのポイントを押さえることで、不慣れな方でも間違いのないスーツを選ぶことができるでしょう。
30代~40代になると重要な場面でのスーツも必要になります。
この記事を参考に、あなたが自信を持てるスーツを見つけてください。
男性の正装であるスーツ。サラリーマンの代名詞としてのイメージをお持ちの方も多いと思います。 しかしビジネスマン以外、まだ社会人になっていない方でも着用しなけれ[…]
